はあぁぁ〜、踊り踊るなっあっあっらっ ♪ちょいと東京音頭ぉぉ〜、ヨイヨイとくらあ(悪酔いしているのか)!!というイキオイでございますよ、まったくもう。
お昼にいただいたメドックが効きすぎた、ともいえますが、いへたとえ水飲んだとしても、この状況でしたらハイな気分になったことでしょう(バカだわ〜)。
サンジェルマンは、boulevardと呼ばれる通り、パリでも屈指の大通りです。
当然ですが、歩道も広く、すれ違いにも苦労することなどはございませんが、これがrueだとか、foubourgなどという小路ではもうタイヘン。世界的に有名なSt.Honoreは、申すまでもないブランドストリートですけれど、ロンドンのBond や Oxfordが、車道と同等の歩道を有しているのにたいして、
その5分の1程度の歩道しか用意されていません。つまり中世のまま(爆)。そこへ、名だたる名店がひしめいて、全世界のオサレさんが思い切りオシャレして詰めかけているのですから、もうね、すれ違いさえもままならない、ってのはこのことか、というくらいの混雑です。
ちょうど、セールの期間に当たっていたこともあるでしょうか。中世からの石畳も散見されて、足首グキッ、だなんて数知れず。おかげさまで、ジマンのPhillip 2閣下がザリザリ擦れてますがね(号泣)。
さらに良くないことに、そんな小路にクルマの通行を許してしまっているおかげで、あぶねえったらありゃしない。イタフラのドライバーのマナーは、中華と並んで世界最悪ですが(きつぱり)、周辺の慢性渋滞のせいもあって、イライラ最高潮なのが、このせっまい小路になだれ込んでいるので、推して知るべし!
ベントレーのバンパーに、991ターボがゴツン、とぶつかって、駐車スペースを作り出している、だなどというゴーカなシーンも、運が良いと拝むことができます(爆)。
ロンドンの街中ではほとんど聞くこともない、クラクションもそこらじゅうから聞こえてくるので、買い物を楽しむどころでわありませんから、念のため。活気がある、ととらえる人もいるのか。
あ、いけね。John Lobb のお話でした。
サンジェルマンの店は、10年ぶり。
こんなに狭かったっけ、というくらいにこじんまりしています。おおまかにいって10畳間くらい(本当です)。ロンドン店の6分の1程度。
が、ここは別にショールームではありません。
広さなど、どうでもよろしい。この店には、なんというか凝縮感を感じます。
土曜日の昼下がり、しかもセール+バイリクエストまつり開催中ですから、店内には3組ほどが押すな押すな状態。
だったのですが、私の入店から10分ほどでみなさま買わないまま出てゆかれてしまい、いよいよ対決の時(爆)がやってまいりました。
画像、奥に鎮座ましましておられるお方。名刺をいただいて、店長さんだと知れたのですが、これがすごかった!!
私のロンドンでの注文履歴を見て、「こいつぁ、カモだっ」とばかり、ニヤニヤしておられますが、はるばるバリまでやってきて、本当によかった、と思わせてくださるプロ中のプロにお目に掛かれたのでした。
やはり、店内にはバイリクエストの看板などはなく、ただ正面の棚にはセールの文字があって、ヨダレものの靴たちが50%オフで投げ売り状態ですぜ。
なぜか、店内も懐かしいあのレモンイエロー全開でアガりまくりですよ〜!
詳細次号。