3日目にしていよいよ油脂類の塗りこみとなります・・・そう、QB(クイックブライト)で悔いが残らないように(爆)洗いこんで、積年のアカならぬ、ワックスを取り去り、すっぴんの状態に戻したところで1日置く!ここが肝心です。
すっぴんの状態、ということは通気性がよく、実は皮本来の状態なので、このまま置いておく分には皮には優しいのです。もちろん、すっぴんの状態で使ってしまったのではダメージ最大限となって「全損」となりますからご用心・・・って、そんな人はいないか。
靴にオイルとなったときには80年代の常識ですとミンクオイル(懐)でしたが、じつはアレ、溶剤のカタマリでしてあれを塗ってある個体は大抵が皮が伸びきって型崩れがいちぢるしく、見る影もございません・・・いまだに売られているようですが、こちらもぬった瞬間に「全損」となりますからご用心。
こんかいはCar Shoeに敬意を表する意味で、JOHN LOBB謹製のデリケートクリームという油脂を使います。均一に可能な限り薄く塗る、コツもなんにもいりませんが、ただひとつ、獣毛ブラシが必要です。これマスト(80年代のPOPEYE調)!
獣毛ブラシは、靴屋ならびにネットで容易に入手が可能です。面倒ならば、スーパーのハブラシ売り場の一番隅っこに必ず並んでいる豚毛歯ブラシでも代用が可能ですが、できればナイロンに近いコシが欲しいので、専用品を買いましょう。
1日置いた靴を手にとりますと、パリパリに乾いて、ダンボールみたい(爆)。さてはヤリすぎたか(汗)となるのですが、そもそもが異様な軽さを誇るCar Shoeのことでございますからして、まあこんなもんだ。
ブラシにほんのちょいととっては、慎重に塗り重ねること5周(爆)・・・ヲタにとりましてはまさに至福のひとときなのですが、少量とってはブラシでなでまわす際に、フロントからリアに向けて一定方向に、というのがコツといえばコツか?
以下痔号