黒板の裏側で~おうみ進学プラザの毎日~

おうみ進学プラザは滋賀県の学習塾。困って、喜んで、泣いて、笑って、そして時々怒って。塾のドラマを実況中継します。

さすがに激戦でした。県立中学入試の合格発表。

2007-01-21 15:11:44 | Weblog
土曜日はセンター入試の第一日。天気がよくて助かりました。県立中学の合格発表もありまして、私は朝から自転車でキーコキーコと守山高校へ。朝田先生が来ていました。「オハヨーゴザイマーァーァーッス」と、ふだんのニコニコ笑顔ではなく、きりっと引きしまった笑顔でした。彼女がおうみ塾の県立中学受験対策チームのキャプテンですから。体育館で待って待って、いよいよ抽選会。
1,1週間前に試験(作文、面接にくわえて適性検査という名前の学力試験)。
2,受験者465人から採点で上位97人を一応の合格者に。その中の上位8割(今回の県立守山中学では66人。同点だったのか)が合格決定で抽選ナシ。でも、誰が合格したのか不明。
3,合格者の番号札の入った封筒が97通、校長先生の手元へ。
4,66通は「合格」として別のところへ置く。
5,合格候補の封筒31通をガラスケースに入れて、かき混ぜる。
6,校長先生が14通を取り出す。
7,先に取り分けて置いた「採点の結果だけで合格が確定した66人の封筒」と、抽選で取り出された14通を合わせて、かき混ぜる。
8,ここから校長先生が20通ずつ取り出して、番号を読み上げ、掲示していく。
この方法だと、試験で落ちたのか、それとも抽選で落ちたのかが不明です。小学生を傷つけないための工夫ですね。でも体育館で大勢の親子が見つめていましたが、そもそも最初から封筒が無い人がほとんどだったわけです。
複雑な作業でしたね。
8の段階でものすごく真剣にかき混ぜておられましたが、ここは特に意味がないはず。ガラスケースの中の66+14=合計80通は全部が合格者の封筒なのだから。ま、儀式でしょうか。本当は、6の時が一番重大な作業でした。
朝田先生は番号が読み上げられるたびに塾の名簿を見るのですが、なかなか塾生の番号が当たらない。私もはらはらしました。
朝田先生は、生徒の番号が出たら「よーーーーっし。やったぁーーー」と静かに静かにつぶやいておられました。
結果的にはまずまず良い成績。私が知っている生徒も何人か合格してくれました。
倍率が極端に高いから、全員合格とはいきません。
試合の一つ。合格者も残念ながらダメだった人も、中学生になってからの活躍を期待しています。
今日の写真は抽選風景。ちなみに、発表を待つ私と朝田先生は、小学生の両親に見えたでしょうか。見えていませんネ。
守山教室に行ったら、センター試験の傾向を調べるために、田家先生がバシバシの姿勢でドカドカと走り回っていました。高校生諸君にも期待!


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