湖西線は小雨。明日は晴れるでしょうか。晴れてくれー！

火曜日で、おうみ進学プラザでは朝から会議が３連発。今日は役員会の最初に東北の地震への支援活動の相談。阪神大震災のときに準じての対応を一応は決めたが、今回の方が災害の規模が大きいから、色々と支援策も考えないと。
新年度のクラス編成の変更や追加、行事なども相談。県立中学受験対策のクラス『県中エクスプレス』を大幅に増加。４月から一斉に開設します。
膳所の本社での全社員の会議で、地震の募金を毛受先生と竹中先生が。気持ちだけでもと思ったけど、意外にたくさんの金額になりました。早速すぐ近所にある郵便局へ。
社員のみなさん、ありがとうございます。幼児教室でも募金を継続とのこと。
膳所の会議の後は石山教室へ。新年度から石山教室は南郷教室と同じ「横田ブロック」に組み込まれました。高速回転の横田先生が石山へ登場。新幹線の九州乗り入れのようなものか。さっそく猛然と掃除と整理整頓が行われ、みるみるうちに石山教室がきれいになりました。で、「この机の引き出しにあるのは、シャチョーの私物ですか」と。はい。すぐに片付けます。で、片付けたら色々と懐かしい物、無くしたと思っていた物を発見しました。片付けは、するものです。その後で湖西線方面に行ったら、横田先生から電話が追いかけてきて「まだシャチョーの物が残ってますが、捨てていいですかー」と。アワワ。
堅田教室と真野教室を見学。爽やかに、そしてパワフル新学年の授業が行われていました。新・中学１年生が頑張っていた。
写真は真野教室。地理の授業用のカードは川合先生の手作りです。カードにある形を見て、即座に国名を答える授業でした。フェイントで「琵琶湖」も混ぜてあって、楽しい♪
写真は左がトルコ、右が琵琶湖。うむ。これは難しい。もう１枚の写真は左から順番にノルウェー、マダガスカル、チリ…川合先生、それで合ってますでしょうか。
明日は県立高校の合格発表の日。おうみ進学プラザの先生たちは、合格祝賀会の準備を相談しながらも、しだいに緊張してきています。早朝から分担して高校へ。明日は笑顔で！

ボランティアの反省。

全社員の会議でも伝えますが、災害時のボランティアについて、神戸に行ったときの反省事項がたくさんあります。若い社員、大学生諸君など、東北へ行こうとしている人もいるようですが、参考にして下さい。
１，ちゃんと準備をしてから行く。
　神戸の時には、あわてて出かけたので、簡単な地図しか持っていなかった。
　電車が途中までしか運転されていなかったので、たどり着くのがやっとで、応援どころ　ではなかった。余震もあったし、まだまだ危険な場所もあった。
　倒壊したビル街を歩くには、足ごしらえなど不十分でした。
　おまけに、野営の準備が無かった。
　大した応援もできず、物資を渡して引き返しただけのような結果になった。
場所がわかりやすかったので灘中学に行ったが「ここはＴＶで報道されたので大量の物　資が届いて、さばききれないぐらいになっている。腐り始めている物もあって困ってい　る。歩けるようなら他へ回ってあげて」と指示されて、別の避難所へ行きました。
２，必要な物資を調べる。
　水が無いと聞いて、大津から神戸まで飲料水を背負って運んだが、重かった。それなの　に、目的地に着いたときには自衛隊の給水車が来ていた。
　学用品が足りないというのでノートなども運んだが、現地は地震の直後で、まだ学用品　どころの状態ではなかった。子どもたちには不要で、避難所のメモ用紙として便利と言　われました。子供用の下着類、ソックス、ロウソクは喜んでもらえた。
　４人で背負えるギリギリの量を運んだが、はたして本当に役立つ物資がどれだけあった　か。
３，自分たちは住民の迷惑にならないように暮らせるだけの用意が必要。
　食事や寝具など、現地で世話になるようでは何のために行くのかわからなくなってしま　います。

ボランティアにも順番があって、当面は自衛隊、消防、警察に任せないと現地の迷惑になりかねない。その後でも、医療や衛生、電気や工作機械の技術を持っている人々の方が役に立って、我々のような「特別な技能は無いが、何でもやります」という者の出番は、その次から。
今回はボランティア活動の調整も行われるようなので、行政機関のアドバイスを待ってから出発したほうがよいと思います。
なるべく多くの人、一人でも多くの人が救出されますように。
写真は水口城南教室です。階段に歴代の卒業記念青春タオルが。