黒板の裏側で~おうみ進学プラザの毎日~

おうみ進学プラザは滋賀県の学習塾。困って、喜んで、泣いて、笑って、そして時々怒って。塾のドラマを実況中継します。

居眠り防止には子守歌です。効果絶大!

2019-06-01 14:28:05 | Weblog

引き続き『一商人として』,相馬愛蔵著,岩波書店を読む。
古い漢字で、旧仮名遣いで、文章表現もクラシックで、なかなかスイスイとは進まない。読めない漢字、わからない語句があって、そこを前後の文脈から推理しつつ…手ごわいぞ。しかし、面白い。
こういう生き方、考え方の企業経営をする人がいたのだなあ。いや、経営ノウハウ本じゃないですよ。しかし、考えさせられることが多数。
出版されたのは1938年で、第二次世界大戦が始まるよりも前。そして1989年に第30刷
が出ている。すごい。相馬愛蔵さんもすごいけど、漢字や仮名遣いを改訂せずに発行し続けた岩波書店もすごい。老舗出版社の気概でしょうか。
ともあれ中間地点を通過す。
仙台市の塾長さんに「一度、新宿の中村屋へ行ってみるといいですよ」と言われたけど、純正品田舎者の私、はたして行けるのか。
以前、「不夜城」という小説を読んで「よっし。危険地帯だという新宿を探検するぞぉー」と覚悟して行って、さっぱり道がわからず、さんざん迷って、紀伊国屋書店にたどり着いたことがあります。新宿探検記念に紀伊国屋で本を買って帰りました。私にとっては「新宿=紀伊国屋書店」というのが刷り込まれました。「中村屋=紀伊国屋書店」になるかも。
昨日は野洲教室へ。
キャプテンの小野先生は保護者面談。フレッシュ佐伯先生が英語の授業。佐伯先生は「たんごシスターズ」のメンバーです。生徒たちよ、吉備団子を目指してがんばれー♪
いつも担当している先生が社内見学に出かけて、そのピンチ・ヒッターで中3の授業をしました。
いいクラスだった。しっかり聞いてくれる。
途中で居眠りしそうな生徒がいた。この時期は部活がハードで、暑くなってきたからな。「居眠りをしてはいけない…しかし…」と自分の眠気と闘っている姿はケナゲです。
いきなり子守歌を熱唱す。周辺の生徒、大爆笑で、御本人もしっかりと目を覚ましました。
昔は「バッカモーン!外へ出て顔を洗ってきなさーい」という対応でしたが、最近は作戦変更。子守唄を聞かせると、生徒はシャキッとします。昨日はシューベルトで、他にもモーツァルト、中国地方の子守歌、五木の子守歌などのバリエーションを用意しております。おうみ進学プラザの先生たち、おススメですよ。なお、歌唱力に自信が無い場合には、CDでも可。
確認テストを採点したら、とてもよくできていました。日ごろの努力の蓄積。このまま夏へ駆け抜けますよ。
写真は野洲教室。小野先生へ。それ、メダルです。食べられません。プラザ・カップの優秀賞ですよ。銀紙に包んだチョコじゃないからね。
廊下には、英語科の学習イベント『単語選手権』の飾りがあります。
桃太郎シリーズの2。犬と猿とキジを熱演する先生たち。
河合塾マナビスの山塚先生の夏の悩み。「生徒がインターハイに出場します」と、ここで拍手。「インターハイの日程を組み込んで学習スケジュールを作り直さないと…」とのこと。文武両道の青春は、簡単じゃない。でも、インターハイ出場は青春の勲章、人生の宝物です。しっかりやって来い。山塚先生がついているぞ。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする