黒板の裏側で~おうみ進学プラザの毎日~

おうみ進学プラザは滋賀県の学習塾。困って、喜んで、泣いて、笑って、そして時々怒って。塾のドラマを実況中継します。

トウモロコシとヒマワリ。夏が来ますね。

2014-06-16 14:21:17 | Weblog

KARAは新メンバー選びでもたもたしているし、セウォル号の事故は処理が行き詰まっている。そういうわけで日本から「韓流」が消えてしまいました。が、私、粘り強く韓国の新聞を読み続けています。似ているようで、違う。違うようで、似ている。とても興味があります。
セウォル号の事故の後、首相が退任して、首相就任予定者が辞退に追い込まれて、その次の候補者も厳しい批判を受けている。日本に対しても厳しいけど、国内でも厳しいのだなあ。そこで、問題になっている発言を御紹介します。

文昌克(ムン・チャングク)首相候補者の講演(韓国の新聞・中央日報から引用)
「そのころの両班(ヤンパン=李氏朝鮮時代の貴族階級)は、誰も仕事をしなかった。両班が仕事をするのは恥だと考えていたからだ。両班は長いキセルでたばこを吸い、ふんぞり返って監督のようなことをする。その当時に知識人が日本に留学した時に工学や医学・科学を学びながら、本当に悲嘆に暮れた。この国を救うには、こうしたものが必要ではないのかと。何もしないのだ。社会学・哲学・政治学、おしゃべりをして怠けて暮らそうと、それが私たちの朝鮮エリートの考えだった。」
「(尹致昊の日記を引用して)高宗は指導者として王として、自分が本当に何かをすべきなのに『(1904年の日露戦争の際に)済物浦(チェムルポ)で戦闘が広がって砲弾が飛び交っているのに皇帝は占いを聞いて宮廷の柱の下に大きな釜を埋めるのに忙しい』と日記に書いた。厳妃(高宗の継妃)は「日本に国を売っても良い。日本が私たちを合併しても良い。ただ、李氏王室だけは助けてほしい」。それが(1910年韓日併合の時の)条件だった。」
「(韓国が)工業化した最も大きな力は何か。日本の技術力だ。日本が私たちよりも先に技術を(開発を)成し遂げ、日本が私たちよりも先に立った。朴正煕(パク・チョンヒ)、サムスン、現代(ヒョンデ)自動車、みな日本にしたがって韓国がここまで大きくなった。」

ごく普通の歴史分析と反省、意見だと思いますけど、これが「親日発言だ!けしからん」と問題になるから韓国のマスコミは難しい。これでは冷静に欠点を分析して改善しようという方向は出てこないのじゃなかろうか。歴史や経済、外交などとサッカーの試合の応援は違うわけで、そこのところが韓国のマスコミは「行けー。日本をやっつけろー!」という気合系一本槍で押しまくるからなあ。
私の予想では、朴大統領は、たぶんこのままの候補で押し切るだろうと思います。文昌克候補者は新聞社出身の人だから、その点ではマスコミも攻撃を手加減するのじゃないでしょうか。日韓関係は手詰まり状態。文首相の登場で風向きが変わるといいけど、関係改善のために動くと、また「やっぱり親日だ」と攻撃されそうで、何もできないかも。困るなあ。

新野先生から理科の教材について連絡。締め切りが大接近で、日曜日も月曜日も原稿作りに奮闘しているようす。がんばれー。で、生徒たちのために名作を期待しています。
写真は「この植物は何でしょう?」の解答です。トウモロコシでした。どんどん伸びて、花が咲いて、実りの夏へ。
次は引き続き河合塾マナビスのミーティングのようすを、またもや応援団長・野田先生を中心に。
後半部は「ひまわりシリーズ」で、彦根教室の廣瀬先生、樋口先生と、個別指導WithUの中井先生です。この夏、大輪のヒマワリを咲かせましょう。

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