黒板の裏側で~おうみ進学プラザの毎日~

おうみ進学プラザは滋賀県の学習塾。困って、喜んで、泣いて、笑って、そして時々怒って。塾のドラマを実況中継します。

おうみ塾の会社説明会。がんばりました。

2006-10-21 13:09:27 | Weblog
今日は午前10:30から「株式会社おうみ教育社・会社説明会」を開催。求人担当は高木先生(膳所教室高校部)です。うちの塾では何でもかんでも兼業ばっかり。考えてみれば私だって兼業の社長で、今日は南郷教室で中3数学を担当します。ま、兼業農家で育ってますから大丈夫。???
さて、来社した大学生は2名。受付名簿には3名の名前があったのに、来たのは2名だけ。ドッと来てくれた方が簡単だけど、就職協定が無くなって、とにかく1年中だらだらと求人が続きます。大学生も大変だろうけれども、求人担当の高木先生も大変ですよ。ま、少人数ずつ来てくれた方が、ちゃんと説明もできるし、良い人材を発見できるかもしれないから頑張りましょうネ、高木先生。
概して、大学生の態度は悪くなってますよ。説明中に携帯電話でコチョコチョしたり、居眠りをしたり。そういう人はお断りします。友達と2人できて、ずっとおしゃべりをしているというのもありました。遊びじゃないでしょ。
良い先生を求めて、まだまだ求人活動は続きます。
そうそう、高木先生がEPSONのプロジェクターを買ってくれました。で、早速試写会を。盛岡の塾でお土産にいただいた「サクラサク」というTV番組のDVDを上映しました。ベトナム人留学生の奮闘記で、感動したから先生たちみんなに見てもらおうと思ったら「うちの塾には、そういうハイテク機材がありません」と言われて空振り。で、思い切って購入したのです。上映して、また感激した。
今日の南郷教室での授業は、かなり気合いを入れて、ベトナム方式でやります。
写真は、岩手県安比高原の研修会場のホテル。お土産コーナーで日本酒を試飲する川合先生(真野教室)。おいおい、川合君、試飲だよ。それで3杯目ですよ。大丈夫かなぁ。それにしても、岩手のお酒は美味しかった。「人情と酒は、北へ行くほど良くなる」というのが私の意見です。
あっ、沖縄の人や鹿児島の人、そういう「南はダメなのか」という、そんな意味ではありません。


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ムムムッ。漢字が書けない。

2006-10-20 14:23:21 | Weblog
小5と小6の理科のテストで漢字を出題。「次の語句を漢字で書きなさい」と、カンデンチ、ジシャク、チュウトウ、ジュセイランなどなど。
これが書けませんでした。もうビックリ仰天ですよ。小5と小6で理科を受講しているのは、中学受験を予定している高学力グループ。天体や植物、歴史などなどにやたら詳しい「秀才のたまご」も多いのです。何でも知っているから、ちょっと油断すると100点満点をゲットしてしまう手強い生徒たち。テスト作成担当の私としては、スキは見せられない。普段から「ええか。100点はダメだよ。塾のテストですからね。そうそう簡単に100点を取らせるものじゃない。100点取られたら、天晴れである。先生の負け。そういう姿勢でテストを作りなさい」とか言ってますから。で、今回は漢字の書取り問題を15問も入れたから「こりゃあ100点がウジャウジャと出てしまうかも」と少し心配を。
ところが、バット、しかしです。100点どころかいな。メタメタに点数が下がってしまった。いやあ、書けませんねぇ。
漢字には意味があって、「対流」「扇状地」「双子葉植物」なんか文字通りのそのまんまです。それを音を頼りに理解して暗記するのは効率が悪いじゃないか。
理科でも、もちろん社会科でも漢字で理解して、漢字で覚えるべきです。その方がきっと力になる。
生徒は「今週の理科は難しいから、“今週の100点ちゃんじゃなくて、70点ちゃん”で塾新聞に載せてくれろと情けないことを言う。70点だってあやしい。
で、ここはコダワリますよ。ごり押しに押しまくることにしました。来週もその次も漢字攻撃じゃあー。
今日の写真は、岩手県安比高原の研修会の帰途、盛岡市の石川啄木の住居。
以前訪問したときは改修工事中で入れませんでした。今回は盛岡市のM塾のお二人に案内していただきました。小さくて上品な、懐かしいような建物でした。
ところで、石川啄木も、あの恐るべきわんこそばを食べたのだろうか。



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ちょっとレトロな高校の先生たちと。

2006-10-19 15:17:29 | Weblog
私、ある公立高校のPTAの係をおおせつかっています。昨日はPTAの行事があって、それには欠席。大阪市立大学を訪問して現代の大学事情をつぶさに検分し、帰途はビール工場へ立ち寄って現代のビール事情をつぶさに体感するという行事。う~ん、残念だった。けれども、ここ2週間のおうみ塾は人手不足のドン底でありまして、仕事の山でしたから。
見学団が大津へ帰着してから合流。「懇親会だけの参加かー!」ということで、スミマセン。ただ、言い訳しておきますと…シドロモドロ…私自身にとってはPTA役員の先輩諸氏、高校の先生方との懇親会は勉強になります。
膳所教室の時間割担当者を変更してもらいました。中3諸君、ちゃーんと勉強したかな。「福井センセじゃない方が勉強できた」ということになってないかなぁ。
今回の集まりには、過年度のPTA役員のみなさんも参加しておられて、にぎやかでした。高校の先生方とも話しましたが、「真面目」「純粋」なかには「純情」という感じの人もいましたね。大学生の自治会の部屋のような、懐かしい70年代の青年たちがそのまま歳を取ったような印象もありました。何となく羨ましいような、心配なような。教えるという仕事をしていても、塾とは異なる。塾が不純とか、そういうことではないですよ。スタンス、ものの見方や考え方の違いがありますね。全県一区に変わったり、私立高校が生徒獲得競争を繰り広げたりする時代。教育の世界は激動期に突入していますから、先生たちには戸惑いもあるようでした。
今日の写真は、岩手県安比高原の研修会に秋田県から参加していたY先生です。
*Y先生、勝手に画像デビューさせちゃいましたよ。
研修でおうみ塾に来られたことがあるから「あっ!知ってるー」という生徒もいるかな。説明会のコンテストではY先生の塾が優勝しました。Y先生が「しっかりやれ。負けたら田沢湖に投げ込むゾ」と励ましたのでしょう、きっと。
Y先生には、また滋賀県に来てもらって、□□君、あなたに説教してもらいたいと思っているのです。



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ベトナム青年おそるべし。安比その2

2006-10-18 15:46:36 | Weblog
安比での研修会。地元=盛岡の塾は、グループ内に専門学校がある。で、そこへ日本語学科を開設して、ベトナムの青年12名を受け入れました。
アジアから「留学生」や「研修生」を集めてコキ使うというあくどい学校があるわけです。で、その学生諸君が悪いことをして「日本の治安を悪化させているのは中国人だー」などという話が出てしまう。九州では悲惨な殺人事件まで起こりましたね。日本人の学生が集まらないから、アジアからの留学生で帳尻を合わせている学校もある。
じゃあ、この盛岡へやってきたベトナム青年たちは…。
これがすごいのです。生活費を稼ぐためにアルバイトをする。ベトナムと日本では経済格差が大きすぎて、家庭からの仕送りなんて問題にならないわけです。アジアでは「親の年収が1万円に届かない」なってのはザラですから。彼らは日本での生活費を自力で稼ぎ出さねばなりません。バイトして遊ぶ金を稼ぐというのとはわけがちがう。で、日本語を勉強する。ここまでなら「なるほど。感心だ」です。コレに加えて、盛岡に来たベトナム青年たちは大学受験の勉強をするのです。
盛岡の寒さにも耐えて、彼らの成果は。
茨城大学、滋賀大学、筑波大学、横浜国立大学、東京工業大、東北大学…1名は東京大学へ合格。12人のうち11人が国立大学へ合格しました。
このドキュメンタリーは、爽やかで、かつ重かった。古久保先生は(内緒ですが)泣いていた。私も完全にノックアウトでした。
「日本人の青少年は何をやっとるのだ!」と。
そういう青年たちをサポートした盛岡の専門学校のスタッフ、地元の人々。これもすごいです。
ベトナムといえば、唯一、強大なアメリカに勝った国。専門学校の理事長氏は「ベトナム人はおとなしいのですよ」と言っておられましたが、静かで強いのだなぁ。
「日本は…。ともかく、うちの塾の生徒たちはしっかりさせねば」と決意。ホーおじさんならぬフーおじさんが気合いを入れます。
今日の写真は岩手県安比高原での研修会の情景。


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わんこそば競技会、優勝ならず。安比から。

2006-10-17 18:01:56 | Weblog
スキーで有名な岩手県・安比高原へ。これで「アッピ」と読みます。塾の勉強会でした。おうみ塾からは古久保、川合(真野教室)、北村(田上教室)と私の合計4名が参加。花巻空港まで盛岡市の学習塾・M進の2人の先生が迎えに来てくれました。ちょっと恐縮。秋晴れの山河を眺めつつ安比高原にある会場のホテルへ。着いてすぐに「おっ、まだ開会式までに時間があるじゃないか」ということで、タタタッ、ドボンと温泉に入りました。100人以上の参加者の中で、温泉に入ったのは私だけじゃなかろうか。勉強会が始まったら温泉どころじゃないですからね。いきなり有意義にスタートしたわけです。
会議の話は後回しで、夕食では盛岡名物の「わんこそば」の競技会。塾の対抗競技?で、おうみ塾からは川合先生と北村先生が出場。私は2回も食べてますから。古久保先生も「1回食べた。もうイイ!」と。
奇策でそばを入れる係に川合、食べる役に北村先生を起用したおうみ塾ベンチの作戦は…。北村先生は女性で、おまけにあんなに細身なのに、食べる食べる、ものすごい食欲で圧勝…ということは全然ありませんで、まぁ紅一点ですから。制限時間3分で15杯ぐらい。優勝したのは金沢市の塾で、50杯を越えていた。食べると言うより、口の中へ投入するのですね。で、飲む。北村先生は上品かつ繊細な食べっぷりで最下位でした。ご苦労様でした。
心残りな川合先生が、競技の後で再挑戦しましたが、なかなか食べられるものではなかったようす。本人は「最後の1杯まで美味しかったです」と意味不明の感想をもらしていました。
写真は、そばと闘う北村先生と、無慈悲にそばを給仕する川合先生。川合先生へ。次は時間無制限で勝負させてあげます。優勝争いは400杯のラインだそうですよ。それでも「美味しいです」と言う人物ですよね、きっと。

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