黒板の裏側で~おうみ進学プラザの毎日~

おうみ進学プラザは滋賀県の学習塾。困って、喜んで、泣いて、笑って、そして時々怒って。塾のドラマを実況中継します。

キリンと桜。

2008-04-09 11:56:20 | Weblog
風邪をこじらせたのと、久々の喘息らしきものと、おまけに花粉症もあるらしく声を傷めた。夜に寝ようとするとゲホンゴホン、ケンコケンコと咳き込んで、なかなか面倒なものでありました。医者にかかって、ものすごい量の薬をもらって、やっとこさ治りつつあります。1週間ぐらい声が出にくくて、福島県に出張した頃にやっとヒソヒソと話せる状態。その間に会合などもあったので困りました。司会者にあたっている会合もあって、迷惑をかけましたです。
昨日は野洲で理科の授業。久々に快調でした。が、春休みをはさんだせいか確認テストは不調のよう。その一方で「社会科の国名暗記テストはほとんどの生徒が合格しました。不合格者も惜しいところまでできていましたー」とU先生はニコニコ顔。うむ。理科もネジを巻かないと。ギリギリ、ギリギリ。
今朝、のど飴を買うためにキリン堂という薬局へ。ものすごい人出でビックリ。薬局と言うよりもヨロズ屋さんで、何でも売っている。「今日はティッシュペーパーが特売だから人が多い」そうです。で、長い長い行列に並んで、のど飴を。「待たされるから…」と3種類も買い込んでしまった。冷静に考えてみると、のど飴ばっかりこんなに要らないよなぁ。軽率なり。反省。ゾロゾロと前進する行列で、陳列棚をじっくりと見学。「焼津港直送・マグロ」「本格和風カツオ 無着色無添加」などなど。これが全部ネコのエサでした。ビックリ仰天ですよ。「人間には食べられないのか」と考えてしまった。少なくとも学生時代の私なんかよりも上等な料理で、もしかすると現在も…。ネコまで飽食。そのうち「ネコのダイエット食品」とか「犬の高血圧エサ」なども登場するかもしれない。こりゃあ生徒たちが贅沢になっているのも仕方ないか。
通勤の電車から見るとあちこちに桜が。瀬田川沿いにも桜があって「おっ!絶好の花見ポイント発見」と思いましたが、花見をする時間が無いなあ。真夜中に瀬田川沿いをうろうろして、川にドボンというのも…。電車からの花見で満足しましょうか。
これから石山教室でプリントを2種類作って、それから膳所教室へ移動。のど飴パワーで頑張りましょう。
写真は会津若松市・飯盛山の白虎隊墓地。石像の少年が眺める彼方には鶴ケ城があります。石像が現代っ子風の顔つきだったのが意外でした。



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入学おめでとうございます。

2008-04-08 17:57:21 | Weblog
膳所の本社に。近くの膳所高校が入学式で、親子連れが大勢。おめでとうございます。京阪電車の石山駅は定期券を買う「新・高校生」の長い長い行列でした。
桜、満開。花見もしないうちに散ってしまいそうです。今日あたり授業の後でお花見をしようかな。と言っても、私たちの場合、仕事が終わるのは深夜。難しいかなあ。
会議では「小学生のポイントのルールをきちんとしないと」という話が出た。授業に出席するとポイントがもらえる。このポイントが、ついついインフレーションに陥ってしまうのです。「よっし!頑張ったから5ポイント」「もっと頑張った。本当に偉い。じゃあ10ポイント」ということになりがち。生徒にねだられてついつい…というケースもあるらしい。最近の子はちゃっかりしているからなぁ。樋口先生が基準を再確認する係です。よろしくお願いします。
これから野洲教室へ。「おうみ塾・きれいな教室運動」を始めましたから、率先垂範!掃除を頑張ろう。
写真は野口英世記念館の近く。猪苗代湖の水鳥です。見事な景色ですが、ちょっと水鳥が過密状態。観光客用にエサを売っていました。そのエサ売り場の周辺に水鳥がドドドッと集まっています。




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せっかくの桜が…。春の雨です。

2008-04-07 14:54:07 | Weblog
月曜日。「やあ、咲いた咲いた。そのうち先生たちとお花見でも」などとのんきなことを考えていたら雨。ま、こんなものですね。
昨日は石山教室&守山教室で「河合塾マナビス・大学受験セミナー」を開催。私、守山の会場に行きました。大勢の生徒と保護者の参加で盛況。よい情報が提供できただろうか。河合塾というところはハッタリが無い。くそまじめな予備校だから、話の内容も地味だったいうに思いますけど、いい加減なことをペラペラと話されるよりもいいとしましょう。まだまだ改善の余地ありで、たとえば次回からはパワーポイントなども活用していただきたい。
「みんな熱心に聞いて下さいました」と河合塾の先生は感激していたけど、ある程度はお世辞ということもあるかもしれません。
図書館で藤沢周平全集を借りてきて猛然と。もう完全に東北地方モードに入り込んでおります。実は、晴耕雨読の父が惚れ込んで、読みふけっている。「地味だなぁ。司馬遼太郎の方が面白いのに」と思っていたけど、東北の旅(*仕事ですよ。出張です。念のため)から帰ってみると、意外に味があって面白い。地味で、しぶい。「密謀」「義民が走る」「漆の実のみのるころ」と読んで、さて次は。
もう一つ、秘密の本を発見しました。講談社ブルーバックスの「発展コラム式 中学理科の教科書」で、第1分野と第2分野の2冊。これは非常に面白い。が、生徒に読まれると困りますね。ネタが割れてしまう。でも、本当に面白い。理科の楽しさがキラキラしています。私は困るけど、生徒諸君やお家の方はどんどん読んで下さい。
写真は福島県内の学習塾。玄関を入ると、まるで銀行のようにきれいでした。これがモデル!おうみ塾もどんどんきれいになりますよ。ご期待下さい。


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桜がパッと咲きました。おうみ塾は「花より掃除」です。

2008-04-05 13:53:04 | Weblog
東北方面への出張から帰ってきたら、滋賀県は桜が。寒波で出鼻をくじかれていたのが、ここへ来て一気に咲きましたね。春爛漫。
出張で見学させていただいた福島市の塾はきれいだった。郡山市の塾もきれいでした。建物がオシャレなのは、これは建てた人のセンスと建設会社の技術の問題でありますから、何ともいたしかたない。が、後の管理が問題で、レイアウトと整理整頓、掃除。おうみ塾は…他人様には見せられないような教室がいくつかあります。
玄関先に古い古い傘が枯れ木のように林立している。観葉植物の枯れ果てたのが置きっぱなしになって、時の流れを感じさせて見るものの哀れを誘う。教員が飲んだ飲料のペットボトル、空き缶がゴロゴロと転がっている。資料や教材が段ボールに詰められて、その段ボールが積み重ねられている。からになった段ボールの束が馬草のように…。副業で畜産でもしてるのかいな。壊れた器具を隠しているが、やっぱり生徒には見えてしまう。そういう情景があちこちの教室に。掃除機をフル装備したわけですが、なかなかきれいにならない。今回の出張で「おうみ塾は、随分と散らかった汚い塾である」ということを痛感しました。時は春、フレッシュな新学期。春期講習会も終わって、ここで一番、「さぁ、教室をきれいにして、気合いを入れて新学期を」という号令をかけねばなりません。
桜が青葉に変わる頃には、きっときれいな塾に変身しているはず。
さて、会津について。近江の日野出身の戦国武将の蒲生氏郷が城下町としての基礎を作ったのだそうで、滋賀県とも御縁があります。会津藩は幕末の京都守護職として京都の治安を守った。新撰組なんかの時期です。で、幕府側で戊辰戦争を戦い抜いて敗れた。白虎隊の悲話は有名です。この後も明治政府に散々意地悪をされて、会津人は逆境に耐えて、それで偉人を輩出している。偉い軍人、文化人が出ていて、東大総長も。野口英世は戊辰戦争とは関係なさそうだけど…関係あるかな。
その点、私の故郷の岡山は季候も良くて、明治維新の時はササッと官軍方についたけど、特に偉い人も出なかった。滋賀県だって大した人物はいませんねぇ。
艱難汝を玉にす。苦労は人生の栄養分なのかもしれない。
おっ。岡山県といえばTVドラマ「バッテリー」が放映開始。野球少年の青春ドラマです。舞台は岡山県北部の小さな町。新見市ですね。登場人物が岡山弁を話していますが、ネイティブ岡山県人の私にはちょっと…。しかし、ダイレクトな岡山弁では視聴者に理解できないかなぁ。私、あのドラマに登場するような野球少年でしたね。そう思って見てください。
写真は福島市の塾。この青年に案内していただきました。本当にきれいでしたよ。



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この囲炉裏(いろり)が無かったら。野口英世記念館へ。

2008-04-04 16:35:11 | Weblog
東北方面・福島県へ出張。大事な仕事の話もあったのですよ。あったのですが、本当に!あったのですが、それは省略させていただいて。美味しいものを御馳走になりましたが、これも内緒にしておきます。社内で暴動が起きますから。「いやぁ、食べ物は北に行くと美味しい。私の故郷の瀬戸内海もまんざらではないけど、やっぱり海の幸、山の幸は北国である」で、「滋賀県のあたりは食べ物に関してはかなりハンディがあるなあ」ということです。社員の皆様、私のせいじゃないですからね。すべて気候風土のなせるわざであります。で、福島県には美味しいものがたくさんありました。
案内していただいて、郡山市から磐越西線で猪苗代下車。野口英世記念館へ。小さなわらぶきの家が保存されています。あの、有名になった囲炉裏も。野口英世が大きな都市で生まれたら。田舎にしても金持ちの家だったら。もしも、この囲炉裏に落ちなかったら。偉人・野口英世は、母に育てられ、逆境に鍛えられ、大志をエンジンにして世界にはばたいたのですね。
会津へ。ここも江戸時代の末期、戊辰戦争から明治まで苦労した土地。「藩閥政府によって厳しい差別を受けた」という歴史をもっていますが、それにしては東大総長をはじめとして偉人英傑が続出している。やっぱろ逆境は人を鍛え上げ、人を磨くのだなあ。私なんかは、苦労している気になっているけれども、完全に甘い。そういうことを感じました。
写真は野口英世の生家。これが野口英世が落ちて大やけどをした囲炉裏です。
野口英世の母からの手紙の複製を買ってきたから、塾に掲示しましょうか。現代っ子は、そもそも理解しようとしないかもしれないなあ。「野口ヒデヨ…?あっ、千円札!先生、千円ちょーだい」なんてことでおしまいかもしれない。心配になってきました。

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