King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

今週のスキーは川場からその3

2005年01月27日 19時41分28秒 | スキー
結局しつこくなってしまいましたが、片品からは写真の
ように良く岩鞍スキー場が見えます。コースも長く
多彩なのが、片品からもよくわかります。片品から
連絡コースというのがあり、片品スキー場から行きこと
ができます。つまり、駐車場が岩鞍では有料ですが、片品
は無料ですから、こちらに停めて行く事も可能なのです。
実際行く人はいないでしょうが。

川場がアベックのボーダーが多かったのに対して、片品は
スキー場内に幼稚園があるように、ファミリースキー場と
いう感じです。午後2時頃行ったらもう滑っている人がほとんど
いないという感じでそれでも午後3500円取るのかという
イメージを受けました。私は、満足できる滑りができるので
あればトータル8500円でもいいのです。

実際、片品はどのリフトも古いペアリフトで高速リフトは
ひとつもなく、のんびりと滑るスキー場で厳しい斜度もなく
こぶ斜面もないのです。ただ、非圧雪のところやこぶを作った
所もあり、結局こぶの練習がしたいという私の願いもこの日
かなったのです。ただ、溝が掘れた溝こぶだったので私の
稚拙な技術を持っては、コースを通して滑ることはできません
でした。いきなり深く掘れた溝にスキーを入れると腰が引けて
そのままコースアウトしてしまいます。

もんきちさんの滑りを見ていて、どこで吸収してどこでひねって
どこでエッジングというイメージをつくり対処の仕方はわかり
ました。こぶの形になっていないと、こぶの頭にストックをつくと
いうのは解っていても溝こぶでは、どこについてどこでひねって
エッジングをどこでというのがちょっとピンとこなくてもう溝に
入れると後はパニック状態でした。レールに乗ったジェットコースター
のように一気に加速してそのままこぶを飛び出していくのみでした。

それが、いくらか理解できただけでもこの日のスキー行は成功でしょう。
午後券が3500円と聞いて怒りを覚えていたもんきちさんもこぶが
滑れていくらか機嫌もまみれてきたようです。もともと好きなことを
やっているのですから、不機嫌でいられるはずもありません。私は
昨年苗場で同じような溝こぶを練習しましたが、今回とはまるで
違うことをやっていた感じがします。今回は、溝の出口でしっかり
吸収していれば、スピードも殺せてコースアウトもしないという
事がわかり後は頭で考えるまでもなく、体が反応するように滑り
込むしかないと感じました。

次回は、今回の学習から雪が降っていてもとにかくコース重視で
行くという結論になりました。
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今週のスキーは川場からその2

2005年01月27日 15時55分08秒 | スキー
川場スキー場では、あの川場シティという駐車場のついたセンタービル
に入場するのに1000円かかります。もちろんそれを回避する方法もあり、
絶対に入場に1000円必要というわけではありません。この駐車券とは別に
リフトと食事のパックのセットで5000円です。1000円分の食事と一日券
と飲み物券350円がセットです。私たちは、午前中でこれを消費して、
つぎの片品スキー場に向かいました。こぶと晴れたスキー場を求めて。

午前中その駐車場とパック券5000円で滑れたのは、たった5本です。概ね
3時間の滞在でした。それも、風のため本当に顔が凍傷になるかもと漫然と
感じたような判断自体がゆっくりとそのまま倒れて眠り込んでしまえば
死んでしまうような天候でした。よくネットで見かけるスキー行の文を
読んで、凍傷になりましたというオーバーな記事を見ますが、決して
ふざけたオーバーなものではないという見方をするようになりました。
私も実際の気温の数値で言えば、もっと寒いものをなんかいか体験して
いますが、今回は最も寒く感じました。表示は-3度でした。

ユーザーからすれば、リフトが2本しか動いていないのに正規料金を
とるとはどういうことかと思いますが、人件費は普段どおりにかかって
いるのでしょうから決して安くても良いと直結で考えられないことは
理解できます。しかし、顧客満足の世ですから、何らかのサービスが
あっていいのは当然です。たとえば次回の一日券をプレゼントするとか
それが何もなく、券売り場には天候が悪くて満足にリフトが運転できて
いないが理解して券を買えという意味のわからないインフォメーションが
出ていて、一応の説明義務を果たしたつもりのようです。

とにかく、その一応の説明を読んで我々は川場というスキー場を学習し
120号に降りてくるともう雪も風もなく穏やかな冬の一日になっていました。
次のスキー場は、こぶを求めてそれと駐車料金はかからないところということで
片品にしたのですが、なんとここの午後券は10時から終了までというスーパー
午後券というものが3500円です。じゃ2時に来た我々は3時間弱しか滑れなくて
他のスキー場の一日券と変わらない値段の券を買わなくてはいけないのかという
大変腹の立つ自体に遭遇しました。私は、もうここまでくればどうでもいいこと
なのでとにかく後数時間練習したいのでスーパー午後券を買うように言いました。
もんきちさんは、どうも納得できない風でした。

このスキー場からすぐ岩鞍のスキー場が見えます。規模はこの片品の3倍はあるで
しょうか。こぶももちろんあります。斜度もかなりの斜度から適度なものもあり、
一切のクーポン券やコンビニ券を受け付けず平日でも駐車場も有料で、つい
この間までスキー専用でした。それがボーダーを受け入れ3月以降は平日の一日は
駐車場も無料と段々軟化しつつあります。このトップシーズンは、まだ敷居が
高かったために結果として5000円と3500円と駐車場1000円という贅沢リレーと
なってしまいました。最初から駐車料金がかかろうがコンビニの券がなかろうが
岩鞍に行っていれば、コース上の不満はなかったのです。この回終わり。
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映画『長崎ぶらぶら節』

2005年01月27日 15時15分26秒 | 日々のこと
この映画は、ビデオにとって昨日見ました。
印象に残ったのが、吉永小百合の演技もさること
ながら、軍艦土佐の話です。土佐を眺めて泣くという
シーンからなぜ長崎の芸者の話に軍艦が出てくるのか。
普通こういう政治シーンが挿入されるのはどういう目的か。

ちょっと考えつきません。
作者が世界の中の日本という位置を説明したかったのか。
それとも昔もアメリカという国はやりたい放題だったことを
いいたかったのか。軍縮のために日本の最新鋭軍艦がアメリカの
魚雷で沈められるという何ともないようなシーンでしたが、
正当な方法で稼いだお金が日本のために使われて国を強くするために
最強の軍艦を作った。それが、列強の警戒感を呼び、さらには
政治的な力により、世界平和のために自主的にアメリカへ引き渡されて
しまった軍艦がとてもこの物語の重要な複線というか、隠された
メッセージにさえ感じました。

いずれアメリカという国が世界の長たる位置も譲りどこかの
国がその位置に付くときがくるでしょう。はたまた国境やら
国という単位もいつまであるか解りません。しかし、国の力
などなかなか実感することができないわけですが、海外旅行
などすると日本のパスポートですんなり旅行できてよかった
とか、扱いが他の人たちと違ったという経験ができます。

日本の帰属意識のない人ほど海外旅行をして、日本国民が
どう海外で扱われどういう位置とされて理解されているのか
経験すべきです。そんな意味で『バルカン超特急』という
白黒映画も昨日見てとても国とその国民について考えること
になりました。ヨーロッパのように小さな国がひしめいている
地域や中東のように色々な部族が国を形成している地域は、
人の出入りが即情報の移動となり、その持っている情報で
人が殺されたり、国の行く末に重要な問題もはらんでくるという
事態が生じます。

個人の判断が国の行く末を決する事態も出てくるでしょう。
それが、情報を元にされるとなれば、情報が正しく伝わるか
否かは非常に重要になります。長崎ぶらぶら節では、そんな
地域の情報を正しく残そうとすることで浮かび上がっていく
人や記憶が伝わり情報や生きている証が残っていくという
象徴的な表し方をされていました。

我々は、そのもたらされた情報をいかに正しく受け取るか
それを正しく判断して正しい行動が取れるか。そんな今自分達が
いる位置の判断も大事だと感じました。
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