King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

準決勝世界バスケ

2006年09月01日 23時21分08秒 | バスケ
先週は、なかなか合格タイムの34分台が出せずに
苦悩の中のジョギングが続きました。後半、つづけて
34分が出てよしとしました。今週に入り、続けて
普通に34分が昨日と今日出せました。もはや復調
と見ていいようです。

cs110゜で予約して、家族にはテレビをつけるなと厳命し
仕事に向かいました。夜帰ってみるとfineで録画をしています。
設定では、その下のクリアか何かにしておいたのに勝手に
fineになっているのです。これではディスクの空きが足りないのです。
まあ今からどうこう出来ませんので、録画が切れた後はテレビを
見ることにしました。ちょうど走って来たら切れていたので、
アルゼンチンとスペインを見ました。結構きわどい試合をして
います。最後までどうなるか解らない展開でした。アルゼンチン
ベンチの采配は的確で、最後ファウルで最後のオフェンスに賭ける
のも正解でしょう。ただ、スペインがフリースローを1本しか入れられず
アルゼンチンがゴールすれば勝ちという絶好のチャンスをなぜか
シュートが入らず負けてしまいました。

それまで、シュートを確実に決め後一本で逆転というところまで
きて、フリースローをもらうのでもなくシュートチャンスを確実につくれ
ず負けたのです。ここらへんが国際ルールの影響で、タイムを取って
ハーフから始められるNBAと違い、全体の流が影響する国際試合
では、時間節約のためのファウルも役に立たないギャンブルのように
映ってしまいます。ジノビリのドライブからのシュートが続けて決まって
いただけにあの場面では、ファウル選択が正解と私も思います。

ただその後のオフェンスが失敗したのは、スペインの強さとしか
いいようがありません。心配なのは、最後の最後でガソルが
足を痛めてでてこなくなったことです。決勝戦が心配です。
アメリカは、ギリシャに負けました。私が見たときのギリシャの
戦い方と違い、リバウンドから足を使ってきたり、ゆっくりいままで
通りのノッタラした攻めをしたり、まあこんなに多彩にしかも
シュート確率が恐ろしくよいという抜群の出来です。

アメリカはギリシャの守備に付き合うために最初から守備
要員のカーク・ハインリックとバティエとブラントを入れて堅い守備
対決に臨みました。そもそもそれが失敗だったのです。逆に
得点を取り合う展開にすれば、プエルトリコとやったように
そのシュート力や運動能力で圧倒するしかなかったと
思います。同じような土俵で戦い相手の多彩さに面くらい、
そのまま逆転できずに終わったという感じです。

最初エルトン・ブラントがついていた時にヘアバンドをしていた
アントニオスとか言う選手にボールが集まりミスマッチをつかれます。
するとブラントを引っ込め高さで勝るボッシュを投入するのですが、
あの人気のソフォクリース・スコーツァニーティスがでてきて、私が
見たときにはろくに決められなかったのに、この試合では、びっくり
することに彼は走って速攻もするし、ダンクやフックシュートもする
器用なセンターです。それにパスを供給するパパルーカスが秀逸
です。パスをしてよし、インサイドに切れ込んでシュートよしです。

その切れ込んでのシュートもNBA選手が頭や肩からゴリゴリ行く
のでなく、スルーと付いているディフェスンと同じ速度でステップした
かと思うといつの間にかフリーでシュートまでいけてしまうという
ひとり時間差レイアップです。もうひとりディアマンテデスと言う
選手も彼は私がみた準々決勝でも目だっていましたが、シュート
力が実に安定していて一人一人取り上げましたが、実はこれ
は皆チームで作られたものであり、アメリカが個人の能力頼みなの
にたいしてギリシャは全て組織立ったパターンのうちにそれらの
シュートチャンスを作り、役割をそれぞれがこなしたのです。

アメリカも準々決勝で見せた守備を同じようにやれば楽々
勝利もあったでしょうが、実はその時には今までゆっくり攻めていた
ギリシャが急に走り出して速攻で点を重ねて行ったりアメリカの
作戦を見透かす展開にでたのです。フルコートプレスではあり
ませんでしたが、リバンドを取って速攻という形を明確にして
パスアンンドランで決めてきた時に、アメリカは準備が出来て
いなくて同じようにあわててシュートを落としてそれで速攻を
食らうというまんまと術中にはまリ、点差を作ってしまいます。
すると今度は第4Qではその点差を守るかのようにゆっくりと
時間を使った攻めをしてきます。この点差を作った背景と
詰められなかった原因にアメリカのフリースローミスがあります。

これは明らかに走ったゲームによる影響であり、今までのゲーム
のように余裕のあるメンバーにそっくり換える位の決断があれば
よかったでしょう。リバウンドで勝てていたのもディウェイト・ハワード
位です。カーメロもジェームスも換えてスリーで勝負できるシュチィ
エーションを演出すればよいと思いました。今まではカーメロが
とにかく入っていたんですけど。走らされた時点で極端におちて
しまいました。ディフェンスの崩し方にも色々あるということです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする