King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

夏は文芸春秋

2009年08月18日 23時06分03秒 | 読書
夏のこの時期、よく文芸春秋を買い
ます。

芥川賞の発表があるし、今回は選挙と戦争
関連の記事と色々興味あるものが並んで
います。

今日は病院の付き添いで、あまりに長い
待ち時間から、売店で買ってかなりの量を
読んでしまいました。

普段はやらないナンプレと漢字のパズルも
解いてしまいました。

どうして日本の医療はこうも検査検査と
同じことを繰り返すのでしょうか。

病院を変え、また最初から同じ検査を繰り返し
ます。

病室には、原因も治療も解らない難病や
パーキンソン病とかただベットに寝ている人が大勢
います。

ほとんどが年寄りです。

そしておおむね認知症を併発しており、家族は
病院たらい回しでも入院していてくれれば、仕事に
行けるし、自分も介護から開放されるためこのような
状態になっているのではないでしょうか。

高齢化社会といいつつ、実際に使い物になるお年寄りは
極僅かで、後は看護と介護が必要で、医療費だけでなく
一般の働き手の労働力もとられてしまうというやっかいな
存在なのです。

それにしても病院の待ち時間は、すさまじいものがあり、
今日行った病院は、売店や食堂が貧弱で周りは畑しかなく
食事や買い物は限られているのに、休憩場所や食事のできる
ところが少ないというのは非常に設計上のミスだと思います。

今日はいつもはやらないパズルもふたつとも解いてしまい
戦時中の体験には涙が浮かびそうになったりと待ち時間の
数少ない慰めとなってくれました。でも、芥川賞受賞作は
読む気になれませんでした。
コメント
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