King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

失ったものの大きさに愕然とす

2009年08月03日 10時34分54秒 | 日々のこと
昨日はいつも走りに行く公園にロックフェスを
見に行きました。

真夏の野外ステージ。

せみの音とマロニエの木の香り。

夏はロックフェスです。数々の夏の思い出がありますが、
この夏フェスは初参加です。

毎年恒例で今までは外から音は聞いたことはありますが、
今回券をもらったので初めてはいってみました。

そして、思い出したのは数々のここでのコンサートを
思い出したのです。

泉谷しげるや南こうせつなどなど様々なミュージシャンの
ライブを見てきました。

今回のライブはあまりに寒い感じでした。

もともと素人のバンドばかりが次々に出てくるというもの
なのですが、こうも乗れないものかと。

そして、清志郎はもう聞けないという現実も追認する
行事になりました。

清志郎の数々のコンサートやパフォーマンスがなぜああも
人々をひきつけたのか、清志郎目当てでないロックフェスでも
一番ののりと熱狂を集めたあの実力。

つくづくとああいう体験はもうできないのだと感じるのでした。

そして、何年か前ここで行われたグループ魂のライブの模様の
再放送も深夜偶然目にして、今日見た同じ会場がこうも変わる
のかという、人々は何に熱狂するのかと改めて考えてしまい
ました。

というのは、今日の素人のバンドの人はこのグループ魂の人より
ギターやベースの演奏では上かもしれないのに、パフォーマンス
では遠く及びません。この差はなんなんでしょうか。

ルックスだってグループ魂の人が良いわけでもないし若いわけでも
ないのに二日にわたってこの熱狂を作り出した力とはなんなのか。
不思議なものですね。
コメント
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