King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

カレーのディナーと素人の夢再考

2009年08月21日 13時03分29秒 | 日々のこと
カフェ本で開拓した新しいカフェにまた
行ってみました。

やはり、それは味のイメージではなく、
店内のイメージと言うか空気感からでした。

実はカフェ本の地図を見て三度目にしてやっと
たどり着けた店で、そのイメージから素人の
夢と片付けていたのですが、元ラーメン屋の
カフェを訪れて店内の雰囲気を妙に比べたら
また行きたくなったのです。

前回珈琲を頼んでどう思ったのか印象もなく、
ただどういう店内かだけが頭にあり、市内の
お店がことごとくお盆休みになり、行くあてのない
お昼難民となったことから余計飢餓感が募り
今日の再訪となったのです。

店のメニュー構成からランチ営業に力を注いで
いるようで、そのランチセットを試したいところ
ですが、ランチセットに飲み物がないのでこれは
かなり片手落ちな感じがして頼めませんでした。

そもそも、店に着いたのが11時半頃で開店直後の
感じでいきなりランチという感じでもおなかの具合も
まだお昼には早いという気もしました。

本日の珈琲は、モカマタリにしました。

最近ネットで見ていたら結構モカマタリの入荷を知らせる
告知があり、以前のイエメンモカの禁輸措置は解除された
のかと思わせるものがありました。

調べてみると、ハリケーンで被害を受けたキューバと同様
イエメンモカは今でも極僅かなものしか入っていないようで
とにかく、モカ港から出荷されれば皆モカマタリ的な様相は
今でも残っているようです。

ただ、同じモカ港から出荷されるものでも、高級品はモカ
マタリではなく、独自の名前で入ってきているようです。

モカマタリといえば、貴婦人の香りとか独特の酸味とか評され
私は苦手とする豆です。

ところが、ここのところキューバの豆にもこの酸味があり、
夏場に珈琲の酸味も、珈琲の苦さハーモニーの中で味わえば
これは違った境地にいざなう要素になることを発見しています。

それとモカマタリを評する時にワインフレーバーという表現
もされ、夏場にモカは合うかもしれないと思いました。

それともうひとつ。

夏はカレーということで、昨日のディナーは本場インド人の
インド料理の店に出かけてカレーを食べたのです。

ここのカレーも私のお気に入りですが、気になったのは
自分の食べる量です。

いつもここでは、ライスが一枚では足りなくて大盛りでも
足りなくてひとりでライス二枚を頼むのが常でした。

しかし、昨日は普通のライスが一枚で済んでしまったのです。

これは食欲が落ちていることかと少し考えてしまいました。

いつも食べる何とかブッカとかエビの釜焼きなどの料理のせいか
ちと判断つかない状況です。

そんなこともあり、ここはワインフレーバーと貴婦人の香りと
酸味の珈琲を味わい食欲喚起を試みたのです。

結果は、珈琲の酸味のまた新たな可能性というか発見をした
感じです。

コロンビアでもモカマタリでも酸味というイメージが少し
変わりました。

ただこれはどこの喫茶店でもそうかというと違うのは周知の
ことで、良質の豆と確かな技術で淹れられたときに限ると
いうのは必須です。

まあそういうおいしい珈琲の落ち着いた店ながら営業的に
続くかという素人の夢が夢で終わらないことを願いつつ
ランチを終了しました。
コメント
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