King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

だまされたことにそろそろ気づいて

2010年07月29日 11時26分14秒 | 読書
広瀬隆の『二酸化炭素温暖化説の崩壊』の新聞広告を見て、広瀬氏もついに
書いたかと思い買ってきました。



新書コーナーに行ったものの、中々見つからず今朝の新聞に
載ったのにないはずはないと新書の背表紙をずっと見ましたが、
ありません。

もしかして、違う出版社かと思いましたが、広瀬氏の著作が
集英社新書からいくつから出ていたので、間違いないと
思いました。

あきらめてネットから注文しようとあきらめて帰りかけ
書評コーナーを眺めて売れ筋コーナーなど見ていたら、
山積みになった本書を発見。

やはり宣伝当初ということと、センセーショナルな題名など
別枠で扱っていたのです。

地球温暖化がおかしいという本は今までいく冊かでていますが、
赤祖父氏のものを読めば十分だと思っていました。

しかし、世の中はエコの大合唱とCO2削減の方向は一向に
変わらず、鳩山氏は国際公約までしてしまいました。

もともとロスチャイルドから特定の人たちを狙ったような
書き物が多いので、際物作家ととられていますが、原発に
対する意見や特定の勢力に情報が捻じ曲げられるという主張は
正しい見方といえるでしょう。

ただ、正しい事が正しいと伝わらないのが世の常で、この本も
国政選挙のたびに出てくる雑民党とか又吉氏みたいに、また
出ているよという類に取られて終わりのような気もします。

それだけ世の中、暑い日が続いたり、ゲリラ豪雨が起きたり、
自然の猛威という現実をつきつけられていると、地球のために
何かしなくてはという気にさせられます。

それが、正しい判断を持つというのも含まれるのですが、
大きなものや声の大きなものに流されるという世の中が
現存します。

簡単な話として、オール電化にして補助金をもらい、電気を
自家発電してそれを電力会社に買ってもらうといういいこと
づく目のような仕組みですが、高い電気料金は消費者に負担と
なって帰ってきますし、いくら補助金で安くなったとはいえ
設備費は光熱費が浮いた値段でまかなえるかというとそうではなく
結局は、電力会社だけが電力需要が増えて得をするようになって
いるのはすぐに解ります。

コスト的には、灯油のボイラーで風呂も温水も沸かすのがいい
のですが、給油の手間や火事などの事故と面倒なこともあり、
ついつい楽で清潔感のある電気に流れてしまいます。

実は私も自宅の改築で温水を流しに出すために当初はガス湯沸し
器を考えていましたが、設置場所の関係から電気温水器にして
しまいました。

これは音もせず、便利なのですがタンクに湯をためるタイプの
ため、必ず10年に一度は故障し、タンクの交換も必要になり
ます。

そういった設備の更新も考えるとやはりガスの方が、安いし
長く使えるのです。

ただ、10年というスパンで中々経済設計をして生活すると
いうのはも難しく、数年すると家族とか健康とか色々と
変化もあり、当初と計画が違ったなどということが間々ある
のです。

日本の住宅はそんな意味で30年寿命となっていますが、もっと
はやく15年で実際の生活環境に合わなくなって建て直したいと
誰でも思うようです。

住宅の設備も年々その需要が大規模化し、能力も上がる傾向に
あります。

ただ、生活単位は小さくなっており、小さな拠点で長く使える
設備が本当は望まれます。

大は小をかねるで、大きなマンションを丸ごと暖房したり冷やしたり
発電するのも有効な方法ですが、秩父のように山が近いところは
そういう毎年得られる木材原料の資源活用を考えた方がいいと
思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする