King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

戸惑いの味

2011年08月29日 09時14分37秒 | 珈琲
二日走れなくてこれまた二週間行ってなかった体育館で
久しぶりの全力疾走をした後、体中ががたがたと悲鳴が
共鳴する中久しぶりに走りました。

やっといつものペースになってきたと思って走りきったものの
タイムを見ると07分と散々なものでした。

04分が普通のタイムであり、一時間を切るのが当面の目標です。

朝は蝉の鳴き音がにぎやかですが、夜はすっかり秋の虫が鳴く
様になっています。

夏の間後無沙汰だったお客様からの注文も徐々に入り出して
きました。

そういった説明の要らないお客様はいいのですが、やっと探して
来たとか、臭いにつられて普段珈琲は飲まないけど飲みたくなった
と言う方などにこれならどうだという一杯をいつも用意したいなと
日頃考えます。

そうした時に、珈琲通でもないけどおいしい珈琲を飲みたいという
人には何が一番有効なのでしょうか。

そもそも珈琲通が通う珈琲店というのは中々ないのです。

現在モカが中々輸入されないと言う状況も一般の人はしらないし、
珈琲をよく飲む人でもモカ騒動というものをしらない人もいます。

一時期秩父でモカを数種類選べるのは当店だけというのを売りに
した事がありましたが、モカ好きでも高いイエメンのモカを注文
する人はいませんでした。

ブルーマウンテンで3500円を出す人はいてもモカに2200円は出せ
ないようです。

同じく1820円のホワイトキャメルなどもびっくりの特筆すべき
味ながらそんな人気にもなっていません。

それに試飲でもこれは薦めづらい味表現になってしまうので
お客さんも飲みたいとならないのです。

万が一飲んだとしてもこれをもらいますという人は稀です。

反面キューバやレッドマウンテンは飲んだ人のほとんどがこれを
買いますとなります。

試飲では人気の甘みのある豆もこれがいいといいつつお買い上げには
つながらないようです。

ニーズとして味なのか値段なのかよくわからない現象です。

私としてはこれだけの違いがあるというのを色々体験してもらえると
いいのですが、やはり聞きたいのはおいしいという一言でしょう。

暑くても寒くてもおいしいと誰もが言う味をまずは飲んでもらうこと
です。

しばらくレッドマウンテンかな。
コメント
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