King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

天の川

2012年07月07日 23時28分27秒 | 日々のこと
今日は七夕ということで、新聞やテレビで
天の川についての話題がありました。

実は私は、天の川には特別な思いがあり、
ずっと夜星を見つめては天の川を探します。

ところが、ほとんど天の川はもう何年もみて
いないのです。

全く見えなくなった天の川に彦星や織姫について
今でもお祭りをする人々は天の川のことをどう
思っているのでしょうか。

秩父地方は七夕は旧暦の8月の7日にやります。

つまり夏休みのイベントだったわけです。

私が小学生のころは秩父でも天の川は鮮やかに
見えていたのです。

ですが、夏は見えません。

冬の良く晴れた寒い日に星が降ってくるような
空が近く感じるような星空が見えたものです。

それも数えるほどのことで、海外の映像のように
鮮やかな星空は見えません。

これは下界の夜が明るくなってしまったからで、
我々が子供のころは公害といって大気汚染や
水質汚濁が盛んに言われましたが、最近は公害
という言葉自体が死語になりました。

でも、そこで気になることがありました。

今やセシウムがどこで検出されたというニュースは
珍しくありませんが、これは半減期の30年は、当分
このニュースが続くものと思われます。

ところで、プルトニウムも福島第一発電所近辺で
検出というニュースもありました。

これは2400年ということですから、福島原発の中に
入るのはもしかしたらずっと入れないのではないか
と思われます。

さて、そうなると広島長崎に落とされた核物質は
どうなったのかと思います。

今では普通に人々が暮らし爆心地という石碑が立ち、
原爆に耐えた建物が残ります。

ということはまだ核物質は残り、内部被爆が起きて
いなくてはならないはずです。

誰か調べた人はいないのか、いやすでに調べて
福島より高いけど発表できないとか、現実には
どうなのでしょうか。

見えない星でお祭りをする人や見えない天の川に
引き裂かれた恋を思いそんなことを考えました。
コメント
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