King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

日本人なら

2012年07月20日 09時26分43秒 | 珈琲
昨年の今頃もブレンド『夕焼け』を販売しました。

これを英語でいうとサンセットで、そうしたときに
なんと日本人の感性と西欧人の感性が違うのかと
思い至るかと思います。

語感から受ける印象でもこんなに違うので、考え
方や性格もそばにいると違うでしょうね。

私にとって外国人というと幼稚園の同級生のメリー
さんを思い浮かべます。

幼稚園とか子供の時の体験は強烈に時に思い出し
たりします。

日が沈んだことでも色々な思いをずらずらと並べ
思いを表すことも日本人なら言葉でなく、和菓子の
一品だったり、珈琲の一杯で感じたりできると
思います。

町には和菓子屋さんとかパン屋さんが溢れています。

秩父の町でも同様です。

そんなに毎日お菓子を食べたり、パンを必要とする
だろうかと思います。

昔の職場の先輩が町の文化度を知るには商店街に
鮮魚屋があるかどうかだと言っていたのを思い出します。

彼の言う鮮魚屋とは大皿を持っていくと刺身の盛り合わせを
作ってくれるような店です。

しかし、多くの人にとってスーパーの鮮魚コーナーと
そんな町のお魚屋さんの差はないようで、寿司屋と
鮮魚屋は秩父から果てしなく少なくなりました。

それなのに小さな和菓子屋さんとパン屋さんは次々と
新しい店ができています。

手作りパン屋さんと手作り和菓子はスーパーにはできない
技を持っていると認識できるのに、魚屋や寿司はスーパー
の物でいいとされてしまうのは経済力の衰退なのでしょうか。

珈琲もスーパーのコーヒーでいいという人は多いの
でしょう。

それでも日本人の心はみんな同じ、夕焼けに感じる心は
サンセットではなく夕焼け小焼けの赤とんぼなのです。

そういうわけで今朝のように急に涼しくなった日には
アイス用の豆を用意しておいたり、新豆のテストを
したりと貴重な隙間の時間です。

早めの準備と午後には涼しくなってやっと出てこれたと
いうお客様の準備しておかなければ。

コメント
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