King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

季節のブレンドは『夕焼け』に

2012年07月22日 14時22分05秒 | 珈琲
今日もまだ涼しい日です。

あの猛暑はどこへという感じです。

そしてあのうるさいセミもいなくなりました。

お祭りの喧騒もなくなりました。

しかし、これから夏休みで本来なら子供が表を
通る声と騒ぎが聞こえてもよさそうですが、
それもなし。

至って静かな日曜となりました。

昨日の天気だとまだ雨だれでもよかったかという感じ
の天気ですが、梅雨明けと猛暑を経ての涼しい日なので
まあこのまま夕焼けブレンドはつづきます。

フルーティーな香りの後味と深いコクと苦みのキレが
心地よいチョコ味のブレンドです。

エルサルバドルのオレンジブルボンもお勧めです。

両方とも試飲できます。
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テレビで見た『インセブション』

2012年07月22日 01時49分26秒 | 映画
私は劇場でもこれは見ているのですが、今回テレビで
見てみて随分違って見えた部分もあり少々複雑です。

メイキング映像か何かでCGでなくスタジオにセットを
作ってあの町が巻き上がる映像も作ったということで
かなりのこだわりと入りこの夢というコンピューター
プログラムというか回帰演算のような物語の面白さと
構造を構築した目新しさ、さらに敵が出てきてアクション
となっている潜在意識との戦い、アイデアを抜き取る
ことから植えつけるという解りにくいものを映像にした
とにかく本当に映像にしたからこその面白さであり意義が
ヒシヒシと感じられる映画です。

それが、テレビで見るとニュアンスが違っていたり、あれ
あのシーンがないというとても気持ちの悪いつながりを
見せられたりとイヤーな感じも結構あったり、CGは極力
避けたというメイキングの話より、実際は作った映像
満載でこだわった実写やアクションやセットや美術映像も
テレビだと陳腐に映るのです。

映画館で見た日本のイメージってこんな変なものでリサーチ
とか文化理解もなっていないと違和感が募ったりもしたのが
テレビだとなんかいろいろ面白く感じるし、なにこれーと
おいおいという感じで見た新幹線の個室もああこれは夢の
世界ということで見ると妙に夢だとこういうのかなうんだあと
いう感じで見れたのです。

個室新幹線の座席の頭カバーにJRの刺繍なんてこれ本物でも
ないもので、これ日本のてっちゃんがみれば泣いて個室に
乗りたいと見ることだろうと思ってしまいます。

私も今回京都に個室で行ってみたいと思いました。

スパイ大作戦的要素とマトリックス的活劇と世界を飛び回る
007的ストーリー展開と物語の謎が主人公の心の病とそれに至る
傷も物語の成功もリンクになっていてとても成功困難で、それ
なのに失敗か成功かはらはらとさせそのくせすんなりきれいに
終わり過ぎ説明がなくなんとなくほっぽり出されたように
感じた映画館でのエンディングもテレビではこうすんなり
見えてしまうんだと変にすんなり簡単になっていることに
違和感を感じるのでした。

最後のコマが止まろうとするのかそのまままわり続けて
いたとるのか、これも映画館の帰りにああだこうだ
言い合いながら帰ったのが、テレビではすんなりと
すべて成功してめでたしめでたしであれはコマが今にも
傾いてしまいそうだし、でもそう見たらなんか陳腐にも
感じてしまうのです。

でも、テレビではメンバーが少しずつ挨拶したり、サイトウが
座席から携帯をいじったりと最初からめでたしめでたしの
雰囲気で、映画館の時のええどうなったのなんで教授が迎えに
来てるのという疑問と子供が普通に振り返りディカプリオと
じゃれつくシーンとやったやったというムードがあり、コマ
なんか気にならず終わりだったのです。

テレビで見た感じの方が正解で、夢を共有したらそれぞれの
潜在意識から収拾つかない物語になっちゃうだろうとつっこみ
をいれたり、最後のきれいなまとまりに文句もつけたりする
だけで、あの映画館でのライブ感からでるでどうなったのと
最後残る謎を話し合う余裕もなく、ああ終わりでけりの映画
になってしまっています。

でもやはりこのストーリーと世界をめぐる感じと自分の夢にも
こういうシーン出てくるんだよという感じと好きな映画だという
結論は揺るぎませんでした。
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