King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

なんとなくそんなこと

2012年07月14日 23時00分56秒 | 日々のこと
連日の道路工事の後、降ったりやんだりの雨と
この暑さでなんかぽっかりと時間ができたような
感じの時が流れます。

夕方いつものバスケットの練習に出かけて、また
次の試合の誘いや集まりの誘いがあり、何かと
予定は詰まってくるものの毎年同じことを繰り返し
何かそれがためになっているのか考えなくもない
日でした。

午後の時間のできたときには、ロシアの古い小説を
読んだりして、100年も前の最新の未来を見通したと
される苔むした物語の中に入ってみたりして、その
時代から見た現代を考えます。

そして、この先の未来は当然思うわけですが、停滞
とか衰退とかもはや明るいものがないかのような
言われ方をされますが、そんなわけはないとなぜ
誰も檄を上げないのか不思議な感じをロシアの小説
から感じます。

そんなじとっと暑い午後に飲んだのがブラジルのアイス
でした。

このセラードの老舗農園の豆は実に不思議な力を
持っています。

ああ珈琲でこういう味だよという予定調和を備え
極端な破綻もなく、安息の心持も感動の極致も静かに
かくしてひっそりとあるという感じの味です。

それも慣れないとただ苦いだけの味しか感じ得ないかも
しれないそんなそっけない面も一面にはあるので、
じっくりと知る古い友には何でも話せるという安心感と
信頼感があるのと同様、珈琲への期待と信頼も裏切り
ません。

長年続けたことが何も成果もないまま、また今年も
やりますという年中行事にいろんな疑問を抱きつつも
参加して主張することは意義があると思うのでした。

この長年親しんだブラジルという一番飲まれている
はずの珈琲といえばこのブラジルの味のはずに静かに
感じるものがあるのです。

ただ、訴えなければならないことは常に無駄だと思わず
続けないと何事もダメなんだなと感じつつ、この三連休の
最初を迎えました。
コメント
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