King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

白色矮星の夢と身近のランチ行列と

2019年04月23日 13時07分44秒 | 珈琲

今日下り坂に向かう天気模様と注文の電話と来店者をさばきながら

ネットで探し物をしていました。

このところの検索の不確かさと検索エンジンの商業主義態度にいらいらとし

例年と違う今年の春模様にも諸々考えることがあるのでした。

 

まずその探し物の解説をすると昨日ふと秩父事件の碑が当店のすぐ上の羊山に

あるという事を見つけ意外な感じを受けたのです。

秩父事件の記念碑としては音楽寺、少林寺、にあることやあらかたの物は知っている

つもりでした。ところがネットで見て回るとその羊山に追悼碑というのが羊山にあると

いうのでこれは記憶にないと思ったのです。

 

羊山とはそのあちこちを駆けずり回り知り尽くした地であり、小学生の頃はターザンごっこ

などの冒険の地であり、姿の池やその周辺での事件や探検などそれは多くの思い出の地です。

 

そこにあるものなくなったものは全て把握しているつもりでしたが、言われてその追悼碑

だけはどこにあるものかピンとこなかったのです。ネットで見る姿からあああの石の事かと

なりましたが、ここでまた一つ気が付いたのが私自身多く今頃秩父に訪れる人がどういう

目的と気分でマスコミやらニュース映像から吸い付けられるように秩父に訪れているのか

理解しているつもりでしたが、その意図されるお誘いの言葉以上にもっと深く秩父を感じ

思って秩父の地を踏む人もいることをこの午前中のネット検索で知ることができました。

 

これは意外な収穫となったのですが、でも圧倒的に多くはお気軽にテレビに映るピンクの

絨毯の前に立つと自分が物語の世界に入ったかのような気分に浸るだろうと春の陽気に誘われて

ふらっと訪れるのではないでしょうか。そして最近は、昼時になるとそば屋以外にもラーメンやかつ

の店にも行列ができています。

 

こういうのをみると大衆の知識の浅はかさとか愚かさについてつい思ってしまいます。私も

むかし映画のポスターなどに使われた超弩級という言葉をみるとうすうすと軍事用語だとは気が付いて

いたのにそれを現代によみがえらして使うセンスとその言葉から感じる迫力にしらずしらずに

形容詞としての使用に違和感も抱かず受け入れてきた感じを持っていました。

それがラジオで聞いた軍艦オタクの解説からそういう事だったのかと改めて知り日本という国の

その行末を思わずにはいられなかったのです。

 

というのはそのド級とはドレッドノートというイギリスの戦艦を指し、日本はそれを超える

46センチ砲を備える戦艦を有していたわけです。その大和という戦艦は世界一であり、その性能

と装備ともに世界に誇るものでした。今現在でさえその大きさと美しさでは世界に類を見ない気品を

備え日本の先進性を感じさせるのです。ところがそんな超弩級の戦艦もその能力をいかんとも発揮することなく

海に沈んでしまうのです。そうして、我々世代が唖然としたことにテレビアニメでその海に沈んだ

大和が宇宙に旅立ち地球を救うために活躍する姿を目にするのです。

 

日本は世界にない戦艦とゼロ戦という洗練された武器と兵士がいたのに無謀な作戦と神風攻撃のように

人命を屁とも感じない首脳部の無能で浅はかな行動が国民を不幸のどん底に突き落としたのです。

ところがそんな歴史が全く生かされていない同じ道を辿ろうかというような現在の米との同盟が強力な

抑止力で世界平和と強力な武器と平気で言ってしまう人たちに日本の運命が任されてしまっているのです。

 

それでもそう簡単に安倍の言うように国防軍と明記するなんて言い訳を信じて憲法改正に同意するほど国民も

バカじゃないと信じたいですが、昼時の行列を見るとそんなに安心もできないと感じてしまうのです。

 

戦艦大和はイスカンダルへコスモクリナーをとりに行くのですが、こういう道の旅というのは孫悟空の

ガンダーラへの旅を思わせますが、いま日本でも福島原発の放射能は冷却を続けて増え続ける汚染水など

全く収束の予想もつかない事態なのですが、白色矮星と中性子星の重力崩壊の仕組みが解れば放射能も

コスモクリナーみたいなものも作れるのじゃないかと思います。先日のThe expanseでも宇宙船内は

無重力が基本なのですが、大きな宇宙船だと重力があり、モルモン教徒の船をベルダーの船にしたものは

回転をして重力を作っていました。これなどは昔の発想で昔の人工衛星の絵はよくアトムなどでも出てきた

居住部が回転することにより重力を作るというものでした。つまり、これは機械的に動力で遠心力を作り

それを重力に感じるという事でしょう。The expanseではそんなものすごい回転ではないので遠心力による

重力というより地球の自転のように自転して重力が生まれていると思わせたいのかもしれません。

 

ただ船の動力が核融合という事なので、重力崩壊の果てに核融合が起きるという事から重力由来物質の制御が

可能になっていて重力も放射線も制御できるのかという期待も持ってしまいます。現在核分裂での核利用などは

その発生する熱で発電機を回すというおおよそ幼稚な原理でちっともエネルギー効率も科学的利用でもないのです。

 

中性子性はその重力により電子も回ることができずに中性子星となるといいます。その大きさと質量まで計算され

どのくらいの大きさの星が白色矮星になり、超新星爆発を引き起こすことも解っています。ならばその重力由来の

物質もその制御も導かれてよさそうなものです。ところが現在中性子がひとつ多いだけの水素にも苦労しているのです。

 

そのトリチウムの半減期は12、3年で他の物質に変換するのでもう少しまってればとなります。しかし、水タンクの限界は

後1年くらいですから待てませんね。反陽子は作れているので、それをトリチウムに当てれば重水素に変化しないのでしょうか。

そんな夢を見つつ、いつものブラジルで仕事ははかどります。先週の週末からすでにゴールデンウィークはスタートしたかの

ようですが、焙煎も順調で新しい豆も届きました。

 

今週から月末業務も重なり、隙あらば最後のスキーをと計画しては見たもののずっと雨の予報でこれはどうしたものかと

いう感じです。必ずシーズンに一度や二度は雨に降られるものですが、今年はまだ雨の中滑るというのは経験なく、

それどころかまたも法事の案内などが届き、どんどん余裕を削っていくのでした。

 

届いた豆はマイクロロットの物ですぐにでも試験したいのですが、いつになるかという感じです。

 

いつもこの時期の来店者はワクワクとしてゴールデンウィークの予定を話してくれますが、今回聞いた話では

あまりうらやましい話はなく、北海道に行く人の話も渋滞などから以前はすすめなかった大洗からのフェリーが

検討すべき方策の様に感じたりしました。でもどこの観光地でも今時の秩父のランチ行列のようなことになって

いると思うとあまり出かける気も起きませんね。

 

 

コメント
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