宮本輝『青が散る』(文藝春秋)
★★★★☆
まったく、どいつもこいつも、なんで夏子がいいんだよ!!
……と超個人的な好悪で★ひとつマイナス。
実在したらホント、異性には好かれるけど同性に嫌われるタイプ。
キャラクターに妙なリアリティを感じました。
個人的にはひそやかなるマドンナの祐子ちゃんが好き。
そんなこんなで★4つですが、十分おもしろかったです。
新設大学でテニスにあけくれる学生たちの青春小説。
学生時代の終わりとともに次々と降りかかってくる悲しいできごとと、
それにともなう喪失の痛み、無力感にしんみり。
読み終わったあと、夏の合宿の夜に燎平と金子、安斎、貝谷が
話をしていたシーンがよみがえってきて、
二度と戻らない季節の輝きに胸がいっぱいになってしまいました。
★★★★☆
まったく、どいつもこいつも、なんで夏子がいいんだよ!!
……と超個人的な好悪で★ひとつマイナス。
実在したらホント、異性には好かれるけど同性に嫌われるタイプ。
キャラクターに妙なリアリティを感じました。
個人的にはひそやかなるマドンナの祐子ちゃんが好き。
そんなこんなで★4つですが、十分おもしろかったです。
新設大学でテニスにあけくれる学生たちの青春小説。
学生時代の終わりとともに次々と降りかかってくる悲しいできごとと、
それにともなう喪失の痛み、無力感にしんみり。
読み終わったあと、夏の合宿の夜に燎平と金子、安斎、貝谷が
話をしていたシーンがよみがえってきて、
二度と戻らない季節の輝きに胸がいっぱいになってしまいました。