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一部しか読んでいないので、★はナシ。
日本人には無宗教の人が多いというけれど、
小さな日本社会にこれだけの新興宗教があって
それぞれがそれ相応の数の信者を確保しているのだということが驚きだ。
わたしのような信仰心を持たない人間には
この本は「メニュー表」あるいは「図鑑」にしか見えないんだけど、
この中の一つを選んで心よりどころにしている人がこんなにいるんだなあ。
成り立ちと関連事業の部分に興味があって読んだのだけど、
三大宗教と同じように、信者同士の対立や分離の歴史を持っていたり、
ほかの宗教といかに折り合いをつけるか苦心していたりするのがおもしろい。