金木犀、薔薇、白木蓮

本と映画、ときどきドラマ。
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現在、記事の整理中。

映画:『団地』

2016-06-16 16:03:07 | 映画の感想
映画:『団地』(坂本順治監督)
★★★★☆

【シネマトゥデイの内容紹介】

商店街の一角で営んでいた漢方薬店を閉め、
その住居兼店舗を売却し団地に移り住んだヒナ子(藤山直美)と
清治(岸部一徳)の夫婦。
パートに出るヒナ子と散歩ばかりしている清治だったが、
ふいに清治の姿が見えなくなってしまう。
さらに、彼らの部屋にスーツ姿で日傘を差す謎めいた男が出入りするように。
やがて、ヒナ子が清治を殺して死体を隠しているといううわさが流れ、
それを聞き付けたテレビ局が取材に訪れる。

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なんだこれ……(唖然)。

映画館のリーフレットで見たときにはサスペンスだと思っていた。
序盤、斎藤工のキャラ付けによって、
コメディだときちんと示されているのだが、
中盤あたりから「んん?」とおかしな方向に話が転がり始め、
終盤は超展開。

全編にわたって笑いの種は仕込まれているし、
個人的にはトンデモ展開もわけのわからなさも楽しめたのだが、
怒りだす人いるだろうな……。
個人的にはこういうの大好き。
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映画:『ロイヤルナイト』

2016-06-16 15:47:06 | 映画の感想
映画:『ロイヤルナイト』(ジュリアン・ジャロルド監督)
★★★☆☆3.5

【シネマトゥデイの内容紹介】

1945年5月8日、ドイツとの戦争に終止符が打たれたロンドンでは、
人々が戦勝記念日を祝っていた。
この機会を逃せば二度とチャンスはないと察した
19歳のエリザベス王女(サラ・ガドン)は、
父親の国王ジョージ6世(ルパート・エヴェレット)に対して
宮殿の外に出たいと懇願する。
何とか許可をもらえた彼女は、妹マーガレット(ベル・パウリー)と共に
オシャレしてお忍びでホテルに向かうと……。

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映画館にて。
まあ、あらすじから予想できる通りに
『ローマの休日』ロンドン版なのだが、
お約束通りのロマンチックもよいものだ。
王位継承者たるエリザベス王女の毅然とした風貌、
周囲の人間が自分のために動くことをまるで疑っていないような振る舞い、
マーガレット王女の無邪気さと運のよさなんかは
王室&皇室好きにはそれだけで楽しめるだろうし、
護衛のために付けられた軍人二人の間抜けぶりが醸し出す笑いも
全体のムードをライトに仕上げていたと思う。
ジョージ六世の演説下手も、それとなく描いていたのが良い。

個人的には、エリザベス王女の相手役のポジションだった男が、
見た目もキャラ付けも、どうにもいけすかなくて
没入できなかったのが残念。
(これが良かったら★4をつけていた)
マーガレット王女も、王女とは思えぬ下品さだったな。
全体としては楽しめたので、「思いがけない展開」とか
「大どんでん返し」を期待しない人にはおすすめ。
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