漫画って、生み出すのにものすごい労力を必要とするのに
消費するのはあっという間だなあ。
もちろん一度読んだだけでは気づかない点や楽しみがあって、
再読に耐えうる作りになっているのだけども、
一度で読み捨てられていく可能性のほうが高いわけで、
生産と消費の非対称性に呆然としてしまうな。
志水アキ『鉄鼠の檻(1)』
★★★☆☆3.5
原作は京極夏彦。
原作に興味を持ちつつ、読む気力がなくて漫画版を。
シリーズものの一作なのでいきなり登場人物が多いのだけども、
処理できないほどではない。
続きが気になる。
おかざき真里『かしましめし(1) (FEEL COMICS)』
★★★☆☆3.5
さらっと読み流すにはもったいないくらい
一コマ一コマのデザイン性が高い。
おいしいものを作って人と食べたくなるね。
ヤマシタトモコ『違国日記(1) (FEEL COMICS swing)』
★★★☆☆3.5
気になりつつも読んだことがなかった漫画家さん。
興味を惹かれる要素がいくつか。
叔母さんの元彼が気になる。
★★★★☆
フランス史にはたいして興味はなかったんだけど、
とっても面白かった。
ヒロインはマリー・アントワネットの
ファッションを支えたデザイナー。
1巻はパリに出てきてのちのデュ・バリー夫人と
出会い、認められるまで。