皇なつき・小池一夫『夢源氏剣祭文 壱・弐』
★★★☆☆
【Amazonの内容紹介】
時は平安、少女・茨木は父探しの旅の途中、鬼に耳を齧られ
14歳で鬼になるという運命を背負うことになるが…。
劇画原作の第一人者・小池一夫の同名小説を、
皇なつきが美麗に魅せる平安絵巻コミック第一弾!
****************************************
皇なつき先生、本当に絵が美しい……。
中学時代、友だちに皇先生の中国ものの漫画を借りて、
絵のあまりの美しさに衝撃を受けたものじゃった……
さて、今作は小池一夫先生原作ということで、
ストーリーはあんまり私好みじゃないんだろうな~と思っていたのだけども、
好みかどうか以前に未完であった。
袴垂に藤原純友、平将門、藤原秀郷、藤原道長、安倍晴明……と
有名人と次々絡んでいくものの、その人物との関わりが
ストーリー上、何か意味があるのかといったら、
ある・ないを判断できるところまで話が進んでいないという……。
2巻が出たのが2014年ということなので、続巻は望み薄しかな……。