二日目は下田へ。
下田はペリー来航の港。
わたしは三島と沼津が好きなので、
こっちの方面に来ると、この2か所ばかりに滞在してしまう。
せっかくだから、今回は他に行こうと思って調べていたとき、
下田の「ペリーロード」の写真を見て惹かれたのだった。
沼津からは熱海で乗り換え。
熱海から下田まで直通で行ける電車を狙って乗ったけれど、
大抵は伊東で乗り換えなければいけないみたい。
電車で2時間半。
伊東線は海沿いに走っているので、頻繁に海が見える。
山と海の間に線路が走っている……というか、
伊豆って山ばかりなのね。
下田到着。
駅からペリーロードまではかなり歩く。
途中、錨や大砲があちこちにある。
到着!
まあ……薄々そんな気はしていた。
素敵な街並みについては、割とアンテナを張っていたのに
このペリーロードがアンテナに引っかかったの、つい最近なんだもん。
実は観光客をそこまで呼べるような場所じゃないだろうな……って思ってた。
案の定であった。
まずびっくりしたのが、すごく短いこと!
当然、川沿いの店も少ない。
あっという間に見終わってしまった。
決して悪い場所じゃないけれど、
これを下田行きの目的にすると肩すかしを食らうと思う。
この日は気温が急に下がると言われていたから
上着を持って行こうかどうか迷っていたくらいだったのに
すごく暑い。
上着なしで秋物のワンピースを着ただけでも汗が出てくる。
途中にあった川で、鳥たちが日陰に集まってたの、
暑いからだと思う。↓
2時間以上かけて来たので、これだけで帰るのはもったいないな~と、
駅に戻って、ロープウェイで寝姿山へ。
伊豆大島などが見える。
上から見ると、下田がとても小さな街だということが分かる。
江戸時代、ここに海路のチェックポイントが設定されていたときは
かなり賑わっていたとか。
金目鯛が有名らしいのだけど、
昼を過ぎてもお腹が空かないので、
食べるのは諦めて帰ることに。
同じ電車に乗っていたおばあちゃん達も
「ロープウェイに乗ってご飯食べただけで、
何したって言われると困る」
とコメントしていた。
伊豆周遊の一環としてくるのがいいんだろうな。
帰りに乗った電車は、窓からの景色を眺めるための席が
設けられていた!
伊東、河津、仁田。
地図を見てると、本当にこの辺りは「鎌倉殿の13人」の世界。
武士は土着した地方の名を名乗っていたから、
地名としてしっかり残っているのだった。
ちなみに「土肥」は伊豆にもあるのだけど、
土肥実平の土肥は相模なので土肥違いだとのこと。
。
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