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金木犀、薔薇、白木蓮

本と映画、ときどきドラマ。
★の数は「好み度」または「個人的なお役立ち度」です。
現在、記事の整理中。

映画:『シャーロック・ホームズ』

2018-04-22 20:00:21 | 映画の感想
2018年の映画⑥:『シャーロック・ホームズ』(ガイ・リッチー監督)

開始15分で、「あれ、何かこのシーン、見たことある……?」と思ったら
2011年に見てたわ……。→
7年たって細部はほとんど覚えていなかったのだけど、
感想は当時とほぼ同じ。
アクション×ミステリー×オカルトの掛け合わせ。
アイリーンとワトソンのことが好きすぎる
ダメ男ホームズが可愛い。
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10:岡田芳朗・松井吉明 『年中行事読本:日本の四季を愉しむ歳時ごよみ』

2018-04-16 12:17:53 | 17 本の感想
岡田芳朗・松井吉明 『年中行事読本:日本の四季を愉しむ歳時ごよみ』(創元社)
★★★★☆

【Amazonの内容紹介】

盆正月や節句など季節ごとのしきたりから、
全国各地の神社仏閣での祭事まで、現代に生きる年中行事の数々を、
四季別・月別で一年分網羅。
それぞれにこめられた歴史や意味を、
身近な生活文化に即して解説した読み物事典。

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暦関係の本を手に取ると、かなりの確率で著者がこの岡田氏。
亡くなられたようだけど、暦の研究の第一人者だったとのこと。

暦や行事の成り立ち、地方による違いが説明されていて、
これまでに読んだ類書に比べるとかなりディープに、
だけど読みやすくとっつきやすく書かれている。
知らなかったことがたくさんあって、読み応えあり。
とても良い。

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9:吉本とも子『収納家具いらずの片づけ図解百科』

2018-04-16 12:04:57 | 17 本の感想
勝間まなみ 『収納家具いらずの片づけ図解百科』(主婦と生活社)
★★☆☆☆2.5

【Amazonの内容紹介】

片づけがらくな家をつくるには…
片づけのプロ「レジデンシャルオーガナイザー」が伝授!
スッキリをらくに維持する住まいのつくり方。
建築士も気付かない!モノが増えても使い勝手のいい収納計画。

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今ある家で工夫する方法を紹介しているのかと思ったが、
これから家を作るorリフォームする人向けの内容だった。
玄関クローゼットとか、家事室とか、
これから家を作る人に向けて「こうすると便利!」と
アイディアを提供している。
ターゲットはかなり絞られるし、個人的なニーズには合致しなかったけど、
夢がふくらむ内容なのはいいね。

それにしても、最近出ている本の、
著者の肩書の多様さには驚かされる。
「レジデンシャルオーガナイザー」って
初めて聞いたわ。

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大河ドラマ「西郷どん」#14

2018-04-15 20:46:26 | その他(ドラマ・アニメ・落語)レビュー
大河ドラマ「西郷どん」#14

自分にまつわるエピソードを集めた同人誌を
勝手に作られた慶喜の心中、察するに余りある……。
何だよ、あの左内の
「コピー本(手書き)、量産してますから☆」
というドヤ顔。

まわりを嗅ぎまわっていた井伊の手のものに
相対したことから、井伊家に招かれ、
直弼にスパイにならないかと持ち掛けられる西郷。
このドラマ見てて、ずーっと引っかかってるんだけど、
西郷って、そんなに能力あるか??
何でも土下座すればいいと思ってる男じゃないか?
「主人公ヨイショ」以外の理由で、
西郷が重用される理由がわからない。
わざわざ井伊家当主に個体認識されて、
声をかけられるという展開には違和感しかないよ……。

そして、差し向けられた刺客から慶喜を守るため、
刺客を刺殺した西郷が、
「おいは人殺しじゃ~!!」
と動揺しているのことに、
「え、何言ってるの??」
と思ってしまった……。
昨年一年、『直虎』で人が簡単に死んだり殺されたりするのに
すっかり慣れてしまったけど、
そういえばずっと泰平の世の中でしたね。
この時代、人殺しは普通じゃなかった。

「世間の泥水をたっぷり飲むがいい」
って、昨年一年、泥水たっぷり飲まされてきた家の
男が言うと重みがあるね!

【その他いろいろ】
・ハリス、畳の上を土足で歩くなや!
・「御台が笑うとうれしい」という家定にキューン。
・慶喜の「ここではひー様と呼べ」に笑う。
 その呼び名、気に入ってたのかよ。
コメント (2)
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大河ドラマ「西郷どん」#13

2018-04-08 20:32:24 | その他(ドラマ・アニメ・落語)レビュー
大河ドラマ「西郷どん」#13

今回のトピックスは、

・篤姫の輿入れ
・月照との出会い
・正助の結婚
・西郷と正助がともに江戸へ

の4つ。
不犯の誓いの話が出たのは、
のちのちの月照とのBL展開のためなのか。
初対面のシーンの演出が、なんか恋愛っぽかった……。

薩摩に帰ってきたものの、
阿部正弘の急死で再び江戸に行くことになった西郷は、
正助も連れていってほしいと斉彬に進言。
しかし、正助からは
「上から目線で恩着せがましい」
と拒否されて喧嘩別れ。
まあ、自分で獲得した知見ではなく
斉彬の受け売りを語ってるだけだもんね、この主人公!
田舎から東京に出た同級生が
「これだから田舎はダメなんだよ」
と都会人ぶってるのにムカつくのと似てるよな。
結局、正助は新妻や父に後押しされて西郷を追い、
仲直りして一緒に江戸へ……という流れなんだけど、
この「喧嘩→仲直り」の間がめちゃ短くて、
このエピソード、なんか意味あったんかな……と
首をかしげるばかりであった。

正助と満寿は美男美女カップルでよろしいが、
満寿は「とりあえず史実に沿って出しました」というだけで
今後、取り立てて存在に意味は持たされない気がする。
わざわざ再登場した「ふき」も、たぶんそう。
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映画:『ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男』

2018-04-05 18:58:24 | 映画の感想
2018年の映画⑤:『ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男』(ジョー・ライト監督)
★★★☆☆

【シネマトゥデイの内容紹介】


第2次世界大戦勃発後、ナチスドイツの勢いはとどまることを知らず、
フランスの陥落も近いとうわさされる中、
英国にもドイツ軍侵攻の危機が迫っていた。
ダンケルクで連合軍が苦戦を強いられている最中に、
英国首相に着任したばかりの
ウィンストン・チャーチル(ゲイリー・オールドマン)が
ヨーロッパの命運を握ることになる。
彼はヒトラーとの和平か徹底抗戦かという難問を突き付けられ……。

****************************************

映画館にて。

鑑賞後、「これは絶対叩かれてる」と思って
Yahoo!映画を見に行ったら、意外に高評価で驚いている……。

自分に当時の英国政界に関する知識がないせいだと思うけど、
登場人物の行動原理がわからない。
どうしてチャーチルじゃないと与党が納得しないのか、
どうして国王が家に来てチャーチルを励ますのか、
どうして政敵である二人はああいう行動を取るのか、
まったく理解できず、話の展開から置いてきぼりにされてしまった。

そして、「ヒトラーから世界を救った男」という副題は駄目だろう。
1月に見た『ヒトラーに屈しなかった国王』よりはマシだったし、
眠くなるほどではなかったけど、自分向けの映画ではなかった模様。
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映画:『グレイテスト・ショーマン』

2018-04-05 18:35:34 | 映画の感想
2018年の映画④:『グレイテスト・ショーマン』(マイケル・グレイシー監督)
★★★★☆

【シネマトゥデイの内容紹介】

P・T・バーナム(ヒュー・ジャックマン)は
妻(ミシェル・ウィリアムズ)と娘たちを幸せにすることを願い、
これまでにないゴージャスなショーを作ろうと考える。
イギリスから奇跡の声を持つオペラ歌手
ジェニー・リンド(レベッカ・ファーガソン)を連れて
アメリカに戻った彼は、各地でショーを開催し、大成功を収めるが……。

****************************************

映画館にて。

いやー、もうね。
「成りあがり」に「失敗」に「再生」、「家族愛」に「友情」の獲得、と
あんまりにもお手本のように万人受けの作りになっていて癪なんだけど、
良かったよ……二回くらい涙ぐんでしまったわ

オープニングのわくわく感はすばらしかったし、
どうしてそうなってしまったかという登場人物の動機づけが
きちんとされているのね。
貧しくて上流階級の人間からひどい扱いを受けた少年期や、
成功しても「成りあがり」としか扱われない、ということが
きちんと描かれているので、
すでに名声を得て上流階級に認められたジェニーや
彼女がもたらすものに惹かれてやまないのが理解できる。
上流階級に認められはじめると、
サーカスの仲間たちを側から遠ざけようとするのも
自然な流れ。
上流階級の生活を捨てて自分のもとへやってきた妻と
娘たちのために……というのが当初の目的だったはずなのに、
回りが見えなくなって道を踏み外しそうになってしまうところ、
ツキが落ちてたたみかけるように不幸が重なるところで
観客をハラハラさせることにも成功していて、
うまい作りであった。

このバーナムって、「バーナム効果」の由来だったのね……。
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