先週、予告を見て
「リポビタンDかよ」
と思ってたら、予想以上にがっつり
「ファイト――一発――!!」してた。
後鳥羽院の熊野詣のとき、
輿に乗ってるような描写が明月記にあったから、
貴族もしんどいことは下々の者に任せて
自分は危険を冒してないんだと思ってた。
実際に左大臣がこんな危険なことしてたのかな。
隆家くんの妨害で、伊周の暗殺計画は頓挫。
隆家、一応、反省してたのね。
全くそう見えなかったわ。
悪かったと思っているからこそ兄のために
止めたという隆家の訴えに、伊周は退散。
しかし兄弟ともに現場までやってきて、勤勉 だね。
若紫と自分を重ねて「源氏の妻にしてほしい」という彰子さま。
思いのたけを直接帝にぶつけろとまひろがアドバイスした直後、
やってきた帝に、即刻、前置きなしに
「お慕いしております!!」と剛速球を投げ込む。
なんという不器用さよ。
さすがにまひろもびっくり、帝もポカーン。
でも、心動かされちゃったのね。改めて夜に初のお渡り。
道長も安堵。
でも、彰子さまのところへ行く途中、雪を見ていた帝は、
定子さまのこと思い出してたよね。
幸福な雪の日の思い出があったこと、それとなく思い出させる演出。
来週、公任があのセリフを言ってたから、
「紫式部」誕生になるのかな?
【その他いろいろ】
・頼通を褒めつつ、妹の産んだ頼宗のことも
アピールする俊賢おじさん。
道長に明子をたしなめるように言われるけど、
俊賢だって甥っ子が出世したほうが安心だよ……
・藤壺が不義の子を読むエピソードから、
まひろに娘が自分の子だと知らされる道長。
全然、その可能性は考えてなかったのね……。
・恋人を失って落ち込む和泉式部に、
「それを書いたら?」と勧めるまひろ。
枕草子の誕生も、和泉式部日記の誕生も、全部まひろのおかげ!!
という展開なんだけども、これまでのエピソードの積み重ねがあるから
あまり鼻にはつかない。