子供がガシャポンのプラスチック製の球状カプセルで気道閉塞し低酸素状態にて脳障害が残ったため、その製作販売会社が訴えられていた話。結局、裁判所は、両親も事故防止の注意義務を果たしたとはいえないとして、同社には責任を3割とした。裁判所の判決理由に構造上の欠陥を指摘し「のみ込んだ場合に備えて(中略)気道確保のための穴を複数設ける設計が必要だった」とした。しかしカプセルに数個穴をあけたところで人間が生存しうるだけの空気の流量が確保できるわけはない。本気でこんな理由をいっているのだろうか? それならいっそのこと、プラスチックではなくカゴ型の容器にすればいいのに。