吉田クリニック 院長のドタバタ日記

日頃の診療にまつわることや、お知らせ、そして世の中の出来事について思うところ書いています。診療日には毎日更新しています。

塩分

2008年05月14日 07時33分19秒 | インポート

 日本で食事に味付けがなされるようになったのはどうも平安時代以降らしい。それまでは調味料らしきものはなかった様子。ということは当時の1日塩分摂取量は食材に含まれる程度で、ほとんど摂取されていなかったものと考えられる。でも人間はちゃんと生きていたということは、さほど人間が必要とする塩分量(Na量)は多くないだろう。現代では高血圧の人には1日塩分6~7gに制限するというがもっと少なくてもいいはずである。摂取量が極端に少なくても腎臓が調整するのでOKである。