ずいぶん前である。学会発表のスライド作製やらメール作成などで頻繁にパソコンを使うようになってから急速に視力が落ちた。もともと目は悪くはない。自分は近眼とは無縁だと思っていた。ところがその時あたりから、遠くの景色がぼやけるようになってきたのだ。最初は交差点の信号をよく確認しないと渡れなくなったので「あれ、前はチラ見でもわかったのに」と異変に気が付いたわけである。家人に言ったら「それが近眼」というやつだというので、そんな馬鹿なと思いつつも視力検査をしてみた。なんと両方とも0.3なのである。若いころからずっと1.5を継続してきた。時に調子のいい時は視力表の一番下までみえて、2.0まで出たこともあった。つまり視力には自信があったのである。
こんなに悪くなってしまったのはショックであった。しかも車の運転に不自由するようになったのである。まずは標識がよく読めない。標識の下の補助標識などは論外である。これには眼鏡を作るしかないと中年になってから近眼のメガネを作ったのである。
こんなに悪くなってしまったのはショックであった。しかも車の運転に不自由するようになったのである。まずは標識がよく読めない。標識の下の補助標識などは論外である。これには眼鏡を作るしかないと中年になってから近眼のメガネを作ったのである。