なんだか毎日立て続けに患者さんの鼻腔に綿棒を入れて検体採取するのだが、シーズン初めは「あ ちょっと痛いかもしれませんが、少し我慢して、そうちょっと上向きに顎を挙げて、そう、すぐにすみますので・・・」なんて至れり尽くせりの声掛けするのだけど、これだけ毎日何人も鼻腔に綿棒入れていると、「じゃ、検査しますね」の一言でササっと検査を終えてしまう傾向がある。
これだけ人数が多いともうしゃべる気力をなくしているようだ(本当はこれじゃだめなんだけど)。
しかも若いお母さんが患児を連れてきたときには、「ほらお母さん、言ったでしょ? きちんと手首を抑えてくださいって! 抑えてないから綿棒入れてる最中に手が伸びてきたでしょ? 危ないでしょ」なんて強めに言ってしまう。
こりゃ大岡裁判の「子別れ」と同じなので本当の母親は子供が痛がるときは手を放してしまうって話を思い出してしまうんだな、これが。
でも今年度のワクチン行政にはガッカリした。ワクチン潤沢に作ってくれって言いたい。
これだけ人数が多いともうしゃべる気力をなくしているようだ(本当はこれじゃだめなんだけど)。
しかも若いお母さんが患児を連れてきたときには、「ほらお母さん、言ったでしょ? きちんと手首を抑えてくださいって! 抑えてないから綿棒入れてる最中に手が伸びてきたでしょ? 危ないでしょ」なんて強めに言ってしまう。
こりゃ大岡裁判の「子別れ」と同じなので本当の母親は子供が痛がるときは手を放してしまうって話を思い出してしまうんだな、これが。
でも今年度のワクチン行政にはガッカリした。ワクチン潤沢に作ってくれって言いたい。