吉田クリニック 院長のドタバタ日記

日頃の診療にまつわることや、お知らせ、そして世の中の出来事について思うところ書いています。診療日には毎日更新しています。

前代未聞の誓約書 白鵬に相撲協会の不信感あらわ その2

2021年10月16日 06時24分42秒 | 日記
 相撲協会が白鳳の弟子育成に対して不信感を持っているのもやむを得ない。よく考えれば理不尽だと思うだろうが相撲は、特に上位になれば品格のある勝ち方が問われる。勝てば何でもありではない。これは通常の格闘技と異なる部分である。相撲はあくまでも古来の神事の意味も含んでいる。これが一般の格闘技とは異なるところである。実際柔道もそのような武士道精神に基づいた品格のあるものであったが、世界に広まるにつれて礼儀作法がなくなった。今では立礼より握手が重んじられているという情けない有様である。しかし世界へ普及させるためには、日本のしち面倒くさい精神性に根差した伝統は削除されやすいのである。
 ところが日本の大相撲は日本固有のものでガラパゴス的に存在している。そのため伝統は頑なに守る必要がある。