吉田クリニック 院長のドタバタ日記

日頃の診療にまつわることや、お知らせ、そして世の中の出来事について思うところ書いています。診療日には毎日更新しています。

前代未聞の誓約書 白鵬に相撲協会の不信感あらわ その3

2021年10月18日 06時21分15秒 | 日記
 この伝統文化としての種々の制約を残しておくのが日本の相撲道になる。大相撲とは格闘技ではない。この部分で制約をせずに譲歩してしまうと相撲ではなくなる。これは競技者としては納得のいかない部分であろうが相撲道として日本に残すには譲れない部分であろう。数々の大記録を立てておきながら協会が白鳳に対して一代年寄りを認めず、逆に誓約書を書かすのもやむを得ない。相撲は今までの伝統を頑なに残すことが重要であり改革などはありえない世界なのである。
 とはいうものの白鳳の相撲に品格がないと眉をひそめるならば、張り手、ひじうちを禁止技にしないかぎりは今の時代、協会側にも説得力はない。これからの時代は品格という言葉だけでみっともない技を自主的に控えさせるのは無理であろう。過去、言わずもがなで通用した常識は明文化して規制しないかぎり今では通用しない。