吉田クリニック 院長のドタバタ日記

日頃の診療にまつわることや、お知らせ、そして世の中の出来事について思うところ書いています。診療日には毎日更新しています。

「富士山の眺望への影響」 積水ハウス、マンション解体の理由を公表 その2

2024年08月19日 06時51分55秒 | 日記
 既に完成した建物の解体の理由を「街の景観に及ぼす影響を事前に十分認識しなかったから」という公式発表に至りましたが、なぜかとてもそれが本意とは思えません。
 条例違反がなく建築がすすめられたわけですので住民の反対はあるものの、このまま引き渡ししてもいいわけです。大手建築会社とはいえ経営的な打撃は尋常ではありません。それだけ「優良会社であるイメージ」を守るためにしては損失が大きすぎると思います。
 これで周辺住民は「ああ積水さんはすごいな、きちんと地域住民と街のことを考えて企業努力をしている会社だ」と思う人はどのくらいいるでしょうか。
 自分はほとんど積水に対してそう思う人はいないのではないかと思います。地域住民はあまりにも対戦相手があっという間に「自滅」していったのでかえって何故?としか思われないでしょう。そして逆に負のイメージとして「この会社は購入計画を進めて契約しても土壇場で破棄してしまうような信用できない会社である」という評価もなされるはずです。
 積水ハウスの撤退は逆に企業イメージと信用を落としてしまったと思うのですが。