吉田クリニック 院長のドタバタ日記

日頃の診療にまつわることや、お知らせ、そして世の中の出来事について思うところ書いています

救急外来を1日2回受診も誤診 男子高校生が死亡 名古屋の日赤病院 その1

2024年08月22日 07時00分04秒 | 日記
6/17(月) 18:19配信 毎日新聞
 日本赤十字社愛知医療センター名古屋第二病院(名古屋市昭和区)は17日、昨年5月に来院・入院した男子高校生(当時16歳)が医療過誤のため死亡したと発表した。消化管に障害を引き起こす「上腸間膜動脈症候群」(SMA症候群)を見落としたといい謝罪した。高校生は昨年5月28日、腹痛や下痢などを訴え、救急外来を2回受診。それぞれ別の研修医が「急性胃腸炎」と診断し、かかりつけのクリニックを受診するよう指示して帰宅させた。  29日にクリニックを受診した結果、緊急対応が必要と判断され、再び来院。SMA症候群の疑いと診断され入院した。嘔吐(おうと)や脱水症状に苦しみ、30日には容体が急変して心肺停止となり、6月15日にSMA症候群による腸閉塞(へいそく)、高度脱水のため死亡した。