6/17(月) 18:19配信 毎日新聞
院内医療事故調査委員会がまとめた報告は、医療過誤の原因として、脱水症の評価が不十分だったことによる治療開始の遅れ、救急外来での研修医のサポート体制の不備――などを指摘。同院の安井敬三副院長は「急性胃腸炎と診断して重症度を軽く見積もり、患者の苦しみに耳を傾けなかった」と病院側の責任を認めた。 同院は遺族と和解に向けて協議を進めている。
遺族は「研修医の勝手な判断・誤診がなければこのような結果になっていなかった。本当に後悔しかない。16歳の人生を突然終わらせてしまったことを決して忘れないでほしい」などとコメントを出した。同院の佐藤公治院長は「いろいろな場面で救命できたと考えている。地域の信頼を回復できるよう組織づくりを確立していく」と述べた。
院内医療事故調査委員会がまとめた報告は、医療過誤の原因として、脱水症の評価が不十分だったことによる治療開始の遅れ、救急外来での研修医のサポート体制の不備――などを指摘。同院の安井敬三副院長は「急性胃腸炎と診断して重症度を軽く見積もり、患者の苦しみに耳を傾けなかった」と病院側の責任を認めた。 同院は遺族と和解に向けて協議を進めている。
遺族は「研修医の勝手な判断・誤診がなければこのような結果になっていなかった。本当に後悔しかない。16歳の人生を突然終わらせてしまったことを決して忘れないでほしい」などとコメントを出した。同院の佐藤公治院長は「いろいろな場面で救命できたと考えている。地域の信頼を回復できるよう組織づくりを確立していく」と述べた。