それにしてもこのプール担当教諭の思考背景も気になるところである。公立学校であるなら、かなり厳しく地区の教育委員会からの指示やガイドラインがあって、プールの水質管理もそれに基づいて行われているはずである。
まさか教育委員会が「プールの水道栓は開放のままにせよ」という指導をしていたとは思えない。とするとその教諭の単独確信犯的行動なのであろう。
それにしても大昔の自身の話であるが小学校時代ひどい水飢饉で東京は大変な思いをした。毎日、小河内ダムの干からびてひび割れた湖底が報道されて、子供心にも「大変なことになった」と感じた。しかも学校では「水不足に対する標語を作ろう」とばかり、いろいろなスローガンを生徒につくらせた。誰がつくったかは知らないが「水の一滴、血の一滴」なんていう標語は生臭くて今でも覚えている。そんなこんなで小学校時代のトラウマから「水道の栓を開放にしたまま」なんて行為は自分では絶対にありえない感覚である。
まさか教育委員会が「プールの水道栓は開放のままにせよ」という指導をしていたとは思えない。とするとその教諭の単独確信犯的行動なのであろう。
それにしても大昔の自身の話であるが小学校時代ひどい水飢饉で東京は大変な思いをした。毎日、小河内ダムの干からびてひび割れた湖底が報道されて、子供心にも「大変なことになった」と感じた。しかも学校では「水不足に対する標語を作ろう」とばかり、いろいろなスローガンを生徒につくらせた。誰がつくったかは知らないが「水の一滴、血の一滴」なんていう標語は生臭くて今でも覚えている。そんなこんなで小学校時代のトラウマから「水道の栓を開放にしたまま」なんて行為は自分では絶対にありえない感覚である。
私は組織のリスクマネジメントとして、この出しっぱなしの事実がなぜ組織全体に共有されなかったのかということに疑問を感じています。
同僚が何回か栓を閉じたということをなぜ管理職に相談しなかったのか、というが疑問です。個人の問題ももちろんありますが、あの嫌と言うほどがんじがらめに教育委員会から縛られている学校教育の現場で、何故あれほど緩いなあなあの管理だったのか不思議でなりません。
Date: 2022/04/22 金 01:00
Subject: 担当教員に全額負担させるべきです
横須賀市
市長 上地克明 様
件名: 担当教員に全額負担させるべきです
お世話様です。 初めてメールいたします。
下記の驚くべきニュースがありました。
学校プールの水 2カ月出し続ける 横須賀市、教員らに賠償請求 11倍の水道料金で発覚
4/21(木) 23:01配信 神奈川新聞社
横須賀市は21日、市立馬堀中学校(同市馬堀町)でプールの給水栓を約2カ月間、
断続的に開けたままにしたことで、約423万8千リットル(25メートルプール
10~11杯分)の水道水が流出したと発表した。
プール管理の担当教員が水泳の授業での新型コロナウイルス感染を防ぐために、
プールの水を常にあふれさせて水質をきれいにする必要があると勘違いしたことが
原因。市は上下水道料金の損失額約348万円の半額を担当教員(約87万円)、
校長(約43万円)、教頭(同)の3人に損害賠償として請求した。
市学校管理課によると、プールろ過器を稼働させた昨年6月23日から担当教員が
給水栓を開き、休日を含めて24時間プールに水を入れ続けたという。別の教員が
気付いて栓を閉めることがあったが、そのたびに担当教員が給水栓を開いていた。
プール開放をしていなかった夏休み中も含め、同年9月3日まで水が出続けていた
という。
同月2日の検針時に学校全体の水道料金が、コロナ禍で水泳の授業がなかった
一昨年の11倍となったため発覚した。
この担当教員に対して、激しく怒りに燃えます。 勘違いも甚だしい。 貴重な水資源の
虚しい流失をさせました。 いくら上下水道料金を支払えば済む、という話では
ないのです。 水資源を無駄に「故意」に流失させたのです。 世間では、「開栓したが、
閉栓するのを忘れて水を出し放しにして、検針時や水道料金徴収時に発覚した」、
という「過失」事件はよく耳にすることです。 しかし今回のは担当教員による
「故意」の無駄なる貴重な水資源の流失事件なのです。 この担当教員に対しては
上下水道料金の減免措置は適用されません。 過失ではなく「故意」なのですから。
この担当教員が上下水道料金の全額348万円をそのまま負担させなければ
世間は赦しません。 校長も教頭もその担当教員の勘違い行動をまったく
知らなかったのですから、管理責任は発生しません。 閉栓した教員がいても
また勘違いによる「故意」に開栓したのですから、もう防ぎようがなかったのです。
懲罰の意味も含めてこの担当教員が上下水道料金の損失額約348万円の全額を
一人で支払うべきなのです。 プールには浄化のために「濾過器」が設置されて
あるのですから、「温泉の源泉かけ流し」風による「上澄み部分除去法」は
まったく必要ではないのです。 根本的に担当教員の頭の構造がおかしいです。
「世間の常識」を共有していません。
この担当教員に全額を負担させたうえで、私のこのメールを含め、世間からの
非難メールおよび聞き取った非難電話の内容すべてを見せつけてください。
よろしくお願いいたします。
草々
森山 芳弘