吉田クリニック 院長のドタバタ日記

日頃の診療にまつわることや、お知らせ、そして世の中の出来事について思うところ書いています。診療日には毎日更新しています。

入院中のコロナ患者、鍵を壊し外出 入浴施設やタクシー利用 埼玉 その2

2020年08月08日 06時12分06秒 | 日記
 言語道断の事件。「仕事が心配だった」というが、入院設備を破壊し逃亡までしていかなければならないような「社会貢献性のある仕事」なのであろうか。
 百歩譲って、もしそうであるならその仕事が終わったならすぐ病院に戻ってこれるはずである。にもかかわらずその後、公衆の温泉施設で入浴したということは「仕事ありき」ではなくまず最初に「逃亡ありき」の確信犯である。また人に感染を及ぼさないという常識が少しでもあれば公衆浴場ではなく、自宅シャワーを選ぶはずである。
 そして同じ病院に戻らなかったということは最初から逃走目的だったとしかいいようがない。「仕事が心配だった」などという子供じみた言い訳などすぐに嘘だとわかるような幼稚なものである。病院の修理費と公的治療費はすべて本人に請求し、なおかつ「感染拡大迷惑料」を請求してもいいだろう。このような男に税金での治療費補填は理解できない。
 この男の行動は確実に感染拡大させる。社会的に多大な損失をもたらすわけである。何とか刑事罰でも課せられないかと思うのである。日本人は感染拡大に協力的で外出自粛にも協力し我慢強いなどと他国と比して言われることもあるが、それは違う。
 愛知で感染者が自分が感染したと知りつつ、スナックにいって感染拡大させた例もあるし、この例を見ればわかるように日本だって性善説は通用しない。

入院中のコロナ患者、鍵を壊し外出 入浴施設やタクシー利用 埼玉 その1

2020年08月07日 05時36分44秒 | 日記
 7/31(金) 20:54配信 産経新聞
 埼玉県は31日、新型コロナウイルスに感染し同県羽生市の羽生総合病院に入院していた40代男性が無断外出し、一時行方不明になっていたと発表した。 県によると、男性は7月13日に発症し16日に入院した。30日午後10時ごろ、専用病床の鍵を壊して外に出て、タクシーで同県春日部市の自宅に戻った。
 その後、自家用車で同県三郷市内の勤務先に出向き、31日午前9時ごろ、同県川越市の入浴施設「小江戸はつかり温泉川越店」でシャワーを利用した。入浴施設での濃厚接触者は確認されていない。
 男性は31日に別の病院に入院した。無断外出の理由について「仕事の進み具合が心配だった」と話しているという。

堺市、あおり運転で賠償命令 大学生死亡で6000万円超 その2

2020年08月06日 05時49分32秒 | 日記
 どうも納得いかない。損害賠償請求の裁判であるのだから金銭的な問題なんだろうけど、でもこれは刑事事件で殺人罪が問われるものだと思うのだが。未必の故意なんて言っているけど、高速走行の乗用車が、バイクを執拗に追い回しそしてバイクに追突させれば相手運転手は死亡するのである。こんなことは当たり前のことである。ナイフをもって人の胸部や腹部をさして被害者が亡くなればこれは殺人である。どこが違うのであろうか。
 これは許しがたい行為であり、損害賠償の問題ではない。しかも支払い能力がなければこんな裁判は絵に描いた餅である。もちろん平行して刑事裁判が行われているのならそれでいいのであるが、これは道交法云々の範疇ではない。

堺市、あおり運転で賠償命令 大学生死亡で6000万円超 その1

2020年08月05日 05時41分34秒 | 日記
7/31(金) 13:12配信 KYODO
 堺市で2018年7月にあおり運転をし、バイクの男子大学生に追突し死亡させたとして殺人罪に問われた中村精寛被告(42)に対し、大学生の母親が約9200万円の損害賠償を求めた訴訟で、大阪地裁堺支部が中村被告に約6100万円の支払いを命じたことが31日、分かった。
 判決は30日付。森木田邦裕裁判長は「被告はバイクに前方に割り込まれたことに立腹して追跡し、大学生が死亡する可能性を認識しながら被告の乗用車をバイクに衝突させた」と指摘。
 「死亡しても構わない」という未必の故意があったと認めた。

ウェブ講演会

2020年08月04日 06時09分39秒 | 日記
 専門医の更新をするためには各学会で主催の専門医セミナーを定期的に受講する必要がある。5年に1回の更新であるが、受講クレジット点数が足りないと更新資格がなくなるので4年目ごろから慌ててセミナーの受講にバタバタし始めることも多い。ところが講演会の会場の大きさにより「定員何人 先着順」などとうたっており、すでに満席になって受講できないこともある。
 今回、このコロナ禍により、一か所に集まって行う講演会ではなく、ウェブ講演会に変更されてきた。これは狭い会場に大人数を入れると感染の危険があるのでやむをえない方向性であろう。
 しかしである・・・。各自が自身のパソコンで各家庭で受ける講演会なら、なんで・・・「定員何名」って限定するのであろうかな? まあ事務手続きの限界もあるけどほとんど定員なんて関係ないんじゃないかと思うのであるが? 受講証明書の発行だってプリンターが印刷するんだし。今まで何回か定員もれで受講できなかった弊害はここで改善してほしいのであるが。

大阪・富田林署逃走の樋田被告に懲役17年の実刑判決 加重逃走罪など地裁堺支部 その2

2020年08月03日 05時44分18秒 | 日記
 求刑18年、判決17年という結果をみて驚いた。もちろん今までの暴行傷害やら20数件もの罪状によるものも加味してだろうが、それにしても勾留中に逃走した「加重逃走」という罪がかなり重そうなものだと知ってびっくり。
 懲役17年の判決である。しかも求刑18年で1年しか減刑されていない。かなり重い罪である。殺人罪などでも凶悪性や計画性が高くないとここまでの判決にはならないし、あおりや飲酒などによる危険運転致死罪であってもここまでの判決は出ていない。
 もちろんいろいろな罪状との合算であろうが、まさに殺人罪より重い判決になるということは逃走することはかなりの重罪なのであろう。
 警察のメンツをつぶすととんでもない罪状になるんだということである。

大阪・富田林署逃走の樋田被告に懲役17年の実刑判決 加重逃走罪など地裁堺支部 その1

2020年08月01日 05時49分30秒 | 日記
 7/3(金) 14:12配信 毎日新聞
 大阪府警富田林署から逃げ、窃盗などを繰り返したとして、加重逃走などの罪に問われた樋田淳也被告(32)に対し、大阪地裁堺支部は3日、懲役17年(求刑・懲役18年)の実刑判決を言い渡した。
 樋田被告は2018年8月、富田林署で勾留中に面会室の仕切り板を壊して逃走。盗んだ自転車で四国や中国地方を転々とした後、同年9月29日に山口県内で万引きしたとして現行犯逮捕された。自転車旅行者を装い、食料品など生活に必要な物を盗みながら約50日間にわたり移動し続けたとされる。