時々街で見かける。どうも知り合い同士が道でばったり出会った場合の立ち話である。「あらー、元気? どうしてたの~」で会話が始まるようなやつだ。話が進んでくるとお互いの距離は密着気味になり声は大きくなるし、相槌を求めるよう相手の体にも話の合間に触れてくる。次第に勢いマスクは(最近マスクだけはちゃんとしているが)顔からずれてきて鼻孔はむきだしに露出してくる。これを三密の一つと言わずして何なのであろうか。これで感染しても集団ではないためクラスターにならないので感染経路が追尾できない。
「だって夜の街に飲みにも行ってないし、満員電車もないしランチだって行っていないし」と言われたら、じゃあソーシャルディスタンスはどうですか?と、そこまで聞かないとわからないのかもしれない。
このお互い密着して会話に没頭する様を、昔はよく「女性の井戸端会議」と言われていた。今でも女性の活力源は「お喋り」だそうだ。SNSのない時代はこれが情報収集と同時にストレス発散の重要なものであったのだろう。でも今はダメである。
「だって夜の街に飲みにも行ってないし、満員電車もないしランチだって行っていないし」と言われたら、じゃあソーシャルディスタンスはどうですか?と、そこまで聞かないとわからないのかもしれない。
このお互い密着して会話に没頭する様を、昔はよく「女性の井戸端会議」と言われていた。今でも女性の活力源は「お喋り」だそうだ。SNSのない時代はこれが情報収集と同時にストレス発散の重要なものであったのだろう。でも今はダメである。