2006年8月刊ですから新刊ではありませんが、平積みになっていて手に取った本です。
山口昌伴(2006):水の道具誌(岩波新書(新赤版)1032)、岩波書店、227p.
「水」ではなく「水に関わるいろいろな道具」にスポットを当てたもので、如露(ジョウロ)に始まり、鹿おどし(ししおどし)、金魚鉢、水琴窟、水煙管と続きます。
別にお酒に関わるものを探していたわけではないのですが、見つけたのが「浮徳利」。
上半身がふっくらと膨らんだ形の徳利で、下半分くらいにお酒を入れると、バランスよく水に浮くというもの。要はお風呂に浮かべるための徳利です。
浮かれ徳利ともいい、何でも丹波の窯元、正元直作家が江戸中期に開発、以来一手に作っているそうです。
湯船に徳利が浮かぶ様を見て、丹波の殿様がご満悦だったというエピソードも紹介されています。
なんてことはないけれど、ちょっとコロンブスの卵です。
そういえば、白鷹さんの杜氏は丹波杜氏でした。
これも何かのご縁。是非手に入れてみたいものです。
酒ブログランキングにエントリーしてみました→さて、順位はどの位?
牛込・神楽坂 酒類卸 升本総本店
http://e-masumoto.com/default.aspx
山口昌伴(2006):水の道具誌(岩波新書(新赤版)1032)、岩波書店、227p.
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別にお酒に関わるものを探していたわけではないのですが、見つけたのが「浮徳利」。
上半身がふっくらと膨らんだ形の徳利で、下半分くらいにお酒を入れると、バランスよく水に浮くというもの。要はお風呂に浮かべるための徳利です。
浮かれ徳利ともいい、何でも丹波の窯元、正元直作家が江戸中期に開発、以来一手に作っているそうです。
湯船に徳利が浮かぶ様を見て、丹波の殿様がご満悦だったというエピソードも紹介されています。
なんてことはないけれど、ちょっとコロンブスの卵です。
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