牛込・神楽坂 酒問屋 升本総本店の別館「涵清閣」 主人が語る

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聞いてない!!冷製SAPPORO by サッポロビール

2009-01-28 13:15:13 | 新製品のご紹介(評判・評価)
毎週のように届く新製品の試飲缶。

ビールなどは、まず事前にプレス・卸向けのリリースがあり、その後、試飲サンプルが出回るのですが、果物の順列組合せで試行錯誤しているようなチューハイ系は、突然知らない缶が届けられることもしばしば。

そんな中、最近では第三のビールもそのような例が増えてきました。
(さめた見方をすれば、麦芽味のチューハイですから、、、)

これも、それ

冷製SAPPORO、だそうです。
缶には「しみわたる冷たいうまさ」とありますね。


 こちらは、酒ブログの人気ランキングです。本ブログはどのへんまで順位をキープできているかなぁ?



ドラフトワン、麦とホップに続く、第三の「第三のビール」です。



ついに、ここまで、、、、、、、

というのも、「冷製」という言葉、「ニジマスの冷製」とかで使いますが、サッポロビールさんとしても由緒ある名前です。

サッポロビールのホームページで、「130周年史」を見ると、その「第一章」にこうあります。

札幌初のビールは、冷製「札幌ビール」と名づけられ、明治10年9月に発売された。
「冷製」とは、中川が修行したドイツの醸造法にならって、低温で熟成させたビールであるとの意味のようだ。。。。。


つまり、第一号ビールが、「冷製」なんですね。

その「冷製」ですが、実は第一号ビールから120年くらいたったころ、「冷製辛口」という商品がやはりサッポロから出ています。
これは発泡酒。夏に飲む「シャキーンと冷やして」系だと思いました。

こんな缶

で、今度はどんな味???早速試してみました。

うーん。やはり同じ系統ですね。シャキーンと冷やして、グビッと飲む系。
嫌味は無いがコクも今ひとつ。


せっかく「麦とホップ」という美味しい商品を持っているのですから、それに資源を集中させれば良いのに、とも思うのですが、ドラフトワンにも注力されていますし、「冷製SAPPORO」も、です。
サッポロさんの「第三のビール」戦略、若干理解に苦しむところがありますが、案外受けるかも知れないので、それはお客様が判断されること、ですね。

でも、、、「冷製」という言葉、ビールから発泡酒、第三のビールと来て、次はどんな商品に付けられるのでしょうか?




★★★
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