先般はサントリーさんのメセナ活動「サントリーホール」に触れましたが、キリンさんが力を入れているのがビール絡みの調査研究。
最近ではホームページ上で「キリンビール大学」という仮想大学を開いています。
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その陣容も、醸造学部に比較文化学部、史学部、はたち学部、データ学部、ビールのルーツ研究所など、総合大学の域に達しています。
そんなビール大学から、このたび、2012年の世界のビール消費量に関するレポートが発表されました。
このレポート、世界各国のビール協会などからの情報収集により作成されたもので、業界の実情を示す貴重なデータです。
ざっくりいうと、
○2012年の世界ビール消費量は、前年比+1%増の約1億8737万キロリットル
○調査を開始した1975年から27年連続の増加
○国別では、中国が10年連続でトップで、以降、米国、ブラジル、ロシア、ドイツ、メキシコ、日本と続き、これは前年と同じ
○増加率の高い国(上位25か国中)は、22位のタイ(+13.2%増)、17位のインド(同+12.4%増)、11位のベトナム(同+8.9%増)など、アジアが占める
○1人当たりの消費量で見ると、チェコが20年連続で1位(148.6リットル)。日本はアジアで最も多い43.5リットルだが、世界ではで40位
となります。
このデータには当社酒類経済研究所でも以前から注目していて、他のデータとも併せパネル分析(計量経済屋さんの業界用語ですね)したところ興味深い結果も得られたのですが、それはまたの機会に。
しかし、貴重なデータ、本当にありがとうございます。
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