もうすぐ閉幕!のオリンピック。
世界水準のプレイは素晴らしいですね。
特に関心のなかった競技でも案外見てしまうものなのですが、ニュースとなると女子フィギュアばかりで、しかも競技ではなく物語性ばかり流していて、ちょっと佐村河内、です。
で、昨夜もとなりのチャンネルに退避したら、チャンネルでやっていたのが
こちら

何回か「眺めた」ことのある、NHK・Eテレのスイーツの番組「グレーテルのかまど」です。
今回のテーマは「太宰治の甘酒」。
番組ホームページによれば
人間失格」「走れメロス」など、数々の名作を世に残し、39歳という若さで命を絶った作家・太宰治。青森・津軽の大地主の家に生まれ、故郷への愛憎相半ばする思いの中、「自分とは何者か」を問い続けた。理想と現実のギャップを埋められず、空回りする若者像を描いた「ダス・ゲマイネ」は、まさに太宰本人の心情を投影したものだった。
ではなぜ甘酒だったのか。こうじから作る本格的な甘酒のレシピを紹介しながら、太宰が追い求めたものを探る。
●作家・太宰治が自らも「ずばぬけている」と評した若者の空虚感を風刺した作品「ダス・ゲマイネ」に甘酒が登場する。
●甘酒は麹(こうじ)が生み出す天然の甘味。千年に渡り日本人に愛されてきた、栄養たっぷりのソウルスイーツだ。
●青森・津軽に残る太宰の生家でも甘酒が作られていた。太宰は、自家製の甘酒をどんな思いで飲んだのか…
●酒好きの太宰が、酒ではなく甘酒を「ダス・ゲマイネ」に登場させたワケとは?理想と現実の狭間で空回りする若者を描いたこの作品のメッセージとは?
デパ地下とかで展開されている「古町糀」さんなども紹介されていました(残念ながら神楽坂名物の「縁結び 福升甘酒」は出ていませんでした)。
で、レシピもしっかり紹介されていました。
(ちゃんと火入れして発酵を止めるところまで紹介されています。放っておくと酸っぱくなっちゃいますよね)
ネットでも復習できるようです。
便利だなぁ

今でも十分ブームなのですが、これからは「自家製」がブームになるのでしょうか。
で、肝腎の「ダス・ゲマイネ」ですが、青空文庫に出てるので、電車の中ででも読んどきます。
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