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本家本元争いになるのでしょうか。
日経朝刊の中ほどにこんな記事が
(「新興・中小企業」欄というページがあったのですね。知らなかった!)
家康の好物薬味酒「忍冬酒」をまんじゅう
浜松など静岡県西部の有名和菓子店が、徳川家康の好物だったとされる薬味酒「忍冬(にんどう)酒」を使ったまんじゅうの共同開発に乗り出すそうです。
忍冬酒というのは、焼酎に忍冬(スイカズラ)を漬け込んだ薬草酒で、家康が好んだとも言われています。
以前興味を持って少し調べたことがあるのですが、3つくらいの系統があるようです。
一つ目は「家康の好物」。
(記事になったものの系統ですね)
三河から徳川家康が浜松に入城する際、同行した「神谷権兵衛」がこの地で忍冬酒を醸し、以来、「神谷家」が戦前まで忍冬酒を作り続けたそうです。戦時中に製造は中断され、そのまま消えてしまったそうですが、近年、「三州三河みりん」の「(株)角谷文治郎商店」が復刻し、実際に販売されてい
ます。
二つ目は「尾張名所図会」に出ているもの。
「後編巻6 丹羽郡」に「名物忍冬酒」という記述があります。
「練屋町和泉屋にて製~」などと書いてあります(よく読めない)。ググってみると、この「和泉屋」を屋号とする犬山の小島醸造さんが家伝の酒として現在でも作り続けていらっしゃるようです。
三つ目は「紀伊忍冬酒」。
上記の「尾張名所図会」にも引用されているのですが、大和本草(貝原益軒ですね)などで「忍冬酒は紀州産が佳品である」と記されているようです。そして地元の和歌山社会経済研究所(実は以前、訪問したことがあります!)のHPではこれら故事?もふまえたレポートが掲載されており、大変参考になります。
こうしてみると、起原(と観光復刻)の遠江(浜松)、連綿とした伝統の尾張、佳品の紀州、ということになりますね。
今回は一つ目の浜松でのものですが、これで話題になると、尾張や紀伊も「我こそは!」と名乗りをあげるかもしれません。
まあ、いずれも徳川家の流れですので大喧嘩にはならないでしょう。。。。。
しかし「紀伊忍冬酒」は現在も絶えたままのようですが、「佳品」でもあり、製法も少し違うようなので、是非復活させて欲しいものです。
ウチの新商品開発でやってみようかなぁ。。。。社長に聞いてみようっと!
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