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どちらが先か。
先般、「日本酒」という地理的表示は筋が悪いのでは、と書きましたが、既に日本でも堂々と産地指定を受けたお酒があります。
壱岐焼酎、です。
その歴史は16世紀まで遡るといい、麦焼酎の発祥の地としても知られています。
先年、この 500年受け継がれてきた伝統の製法が認められ、先年WTO（世界貿易機関）の「地理的表示」の産地指定を受けました。
（「壱岐」の焼酎が、ウイスキーの「バーボン」「スコッチ」、ワインの「ボルドー」「シャンパーニュ」などと肩を並べた、ということです）
ちなみに、その条件は下記の通り：
・原料は大麦2/3、米1/3の割合で醸造
・壱岐島内の水を使って仕込む
・壱岐島内の蒸留・容器詰めを行う
さてさて、そんな壱岐焼酎ですが、倉庫の中で、こんなのを見つけました。
こちら
その名も「なでしこ」です。
これって？と思って（ごめんなさい、知らなかったので）、ネットを調べてみると、「撫子（なでしこ）の花から分離した酵母で仕込んだ日本で初めての麦焼酎です。」というのが名前の由来、らしい。
女子サッカー日本代表の「なでしこ」にあやかったものではないのですね。
（ただ、商標登録の出願日は平成２４年（２０１２）１０月１７日と、W杯優勝後、です）
「華やかな香りと、優雅な味わいが特徴の花酵母焼酎です。」ということですが、どんな感じなのかな？
そう言えばサッカーの「なでしこ」たち、は早朝のエクアドル戦は余裕？の勝利でした。
夜に録画放映があるでしょうから、お湯割りで祝杯！（というかやはり反省会？）といきましょうか。
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