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昨日もちょっと触れた、昔の新川の様子ですが、一番有名な絵は、江戸時代末期の
こちら
「江戸名所図会」の「新川酒問屋」です。
堀(新川)とその河岸に建つ酒問屋を中心に、商いの様子などが描かれています。
「様子など」と一言で言っても、よく見ると本当に色々なシーンが描かれていますね。
ちょっとクローズアップしてみましょう。
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これは小舟からのお酒の荷揚げでしょうか。
舟と河岸の間に板が渡され、そこを樽を転がしながら運んでいます。
ちなみに、この船、多分「伝馬船(てんません)」と呼ばれる船でしょう。
樽廻船から酒樽を受け取り、ここまで登って来たのでしょうね。
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上の図で、コロコロ転がされた樽が、酒問屋に入っていきます。
「剣菱」らしき銘も見えますね。
中央には黒い桶のようなものを持った人が見えますが、これは何でしょう。
お酒?にしては大きすぎる(持てない!)し、いわゆる酒売りのお酒は天秤棒で担がれていますし。
ちょっと気になります。
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こちらでは、中央で群衆がなにやら囃し立てている様子がうかがえます。
もしや、、、、、、新川締めでは?
そうかな?そうだろう! いや、きっとそうです!
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新川に係る橋の上には、酒樽を積んだ大八車が描かれています。
その脇には、連れ添って歩いている女性も見られます。
実はこの「新川酒問屋」の中では、女性はほとんど描かれていません。
やはりここは男衆の街だったのでしょうか。
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「酒賣場」と看板のかかったお店の前、積み上げられた酒樽の脇に、女性と同じく?というか、人間以外に描かれている生き物が一人だけいました。
黒の混じった白い犬。
猫ではないので、脇を通る魚売り?には目もくれず、後ろ足でアゴをかいている、のでしょうか。
この「酒賣場」の看板犬かもしれませんね。
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