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今日は木曜日。
いよいよ3週間後の木曜日はボージョレ・ヌーヴォの解禁日です。
このボージョレにあやかろうと、日本も含め、世界の色々なワイン産地で「新酒ですよ!」というイベントやプロモーションが行われていますが、やはり本家本元のボージョレは強いですね。
そんな中、歴史的というか、地域文化としてはボージョレよりももっと重要かも?というのがオーストリア・ワインの「ホイリゲ」です。
オーストリア観光局のサイトで見てみましょう。
「今年の」を意味する「ホイリゲ」は、1年未満のワインの新酒のことで、それを提供する居酒屋もおなじくこう呼ばれます。秋一番に収穫され仕込まれたワインは、公式には聖マルティン祭の日(11月11日)に初めて開封されます。
かすかに炭酸が残る辛口の白ワインを、ワイングラスではなく1/4リットルのジョッキで飲むのがホイリゲです。
発泡してます

そう、「ホイリゲ」は新酒のことであり、それが転じて新酒を出す居酒屋でもあるんです。
一般にはむしろ後者の方が通りが良いようで、観光局のサイトでも「ウィーンのホイリゲ」として観光スポットとして特出しにされています。
ウィーンのホイリゲ
プラーターの大観覧車、シェーンブルン宮殿、ウィーン少年合唱団、リピッツァの白馬と同様、世界的に良く知られているのがホイリゲです。
数多くの歌によって称えられ、多くの映画に舞台を提供してきたホイリゲ。そこでは、まず何よりも、ウィーン独特の快く落ち着いた雰囲気が広がり、ウィーン産の爽やかなワインと、それに相応しい味覚が提供されています。
誰もが気軽に訪れ、リラックスしたひとときを楽しむことが出来ます。正真正銘、伝統のホイリゲでは、ウィーン産のワインだけが供され、門口に吊るされた松の枝の束が「営業中」の目印です。
「ホイリゲ」という言葉は、本来こうした酒場そのものではなく、当年産のワインの新酒を意味しています。こうした新酒は、伝統的に、翌年の11月11日(聖マルティンの日)まで、ホイリゲと呼ばれます。こうしたホイリゲには、軽く口当たりの良い樽ワインのほか、瓶入りの高級ワインも備えられ、その種類も豊富です。また内装、テーブルのアレンジやグラスのデザインまで、趣向が凝らされ洗練されています。時には、緑溢れるガーデンや、落ち着いた雰囲気の室内で、ホイリゲ音楽のライブを聴くこともできます。
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(11月11日の意味合いが、前の引用とちょっと違っていますが、その辺りは今後調べてみましょうか)

学生時代、ウィーンに留学経験のある教授が授業でその時の思い出として、このホイリゲについて話していたのを覚えています.
その後ウィーンに旅行で行ったときは、居酒屋のホイリゲには行きましたが、時期の関係で新酒のホイリゲは楽しめなかった。
もう、大人なので、来週にでも行っちゃおうかなぁ? と思って旅行サイトExpediaを調べてみると、こんな感じ。

なんと、検索結果がありません。
調べてみると、オーストリア航空は日本市場からの撤退を決定し、ウィーン-成田線の直行便は今年9月3日の最終便をもってなくなったということです。
なんでも「日本市場の将来性やマーケットの状況を鑑みて決定」ということですが、その一方で4月からはウィーン-上海線を開設、成田便を廃止する9月からはウィーン-香港線を開設するということで、要は成長が見込めない日本市場から、需要拡大が期待される中国市場へシフトする、ということのようです。
ホイリゲも中国の人々に飲まれてしまうとは、、、、、トホホ。
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