牛込・神楽坂 酒問屋 升本総本店の別館「涵清閣」 主人が語る

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校洞法酒に韓山素穀酒。日本酒ではない、韓国の清酒。

2018-02-15 12:00:01 | 酒のご紹介
                           
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平昌オリンピックがはじまりました。


正直、(特に民放の)「競技よりも人間ドラマ」という報道姿勢に辟易していることもあり、そんなに関心があるわけではなかったのですが、ライブ中継とかやっていると、思わず見ちゃったりしています。


そんな中、一週間くらい前に、韓国のお酒を話題にしましたね(こちら)。



韓国の政府系の観光サイト「visitkorea.or.kr」に、マッコリや焼酎など、韓国のお酒を紹介するページがあるのですが、そこに「清酒」というのも出ています。


再掲

読んでみると、こうです。

清酒
マッコリと製造工程は似ていますが、発酵後、上澄みだけを濾過したものが清酒です。昔から法事(祭祀)や様々な通過儀礼に清酒を使っていましたが、丹念に醸し出した上澄みを使うことが最もいい心尽くしの表れだと思われたためです。清酒は色が澄んでいるだけでなく、ふくよかで味がまろやかです。
慶尚北道慶州地域の清酒である校洞法酒はもち米で造ったほのかな甘みがあり、口当たりがよく、柔らかいです。忠清南道舒川の伝統酒である韓山素穀酒は1,500年余の歴史を持っています。


なるほど、醸造酒であることは間違いなさそうですが、いわゆる日本の清酒ではないようですね。

具体的な名前として、「校洞法酒」というのと「韓山素穀酒」というのが出ているので、ググってみましょう。

あった!

校洞法酒は「キョドンポプチュ」と読むようです。

校洞は地名で、そこの住民が代々伝えてきた法酒ということで、この名があるよう。

醸造所が観光地にもなっているようで、 JTBのサイトにも載っている。

原料はもち米で、小麦の麹を加えて醸造しているらしい。

その情報では、価格は1本32000ウォンなので、日本円で3,200円弱。そんなに高いものではないようですね。



一方の「韓山素穀酒」も、韓山は地名で、「ソゴクジュ」というお酒。

なんでも、一度飲んだら止められなくなり、「脚に来る」ことから「足萎え酒」の異名を持つそうです。

その名もwww.sogokju.co.krというメーカーのHPでは、数種類の素穀酒を売っています。



こちらも、もち米と麹が主原料なので、同じ系統なのでしょう。

ただ、製造工程?の写真では、パンのようなものも見えるので、麦中心の固体発酵なのでしょうか?



また、ラインナップを見ていると、どうも18%の「ソゴクジュ」というのと、43%!!の「火ソゴクジュ」というのがあるようです。

後者は蒸留しているようです。「火」というのもそれなんでしょう。

グリーン瓶に入っているモノは、こちらのネットショップで700ml×6本で84,000ウォン。

なぜセット売りなのか疑問ですが、1本当たり12,000ウォン、日本円で1,200円足らず。


「校洞法酒」に「韓山素穀酒」、どちらも手頃な価格です。

どなたかお土産にくれる人って、、、、いないかなぁ。



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