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牛込・神楽坂 酒問屋 升本総本店の別館「涵清閣」 主人が語る

三世紀に亘り問屋を営む升本総本店の徒然を毎日更新!!商品情報からビアガーデン・試飲等イベント情報、酒文化経済・書評等々!

飲んだら乗るな。飲むまで帰るな@アンデス展。リュトンじゃね?

2018-02-21 11:44:20 | 酒の道具など
                           
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昨日、「お酒を片手に、骨化石」という科学博物館でのトークイベントをご紹介しました。


考えてみると、一か月くらい前に訪れた、伊丹での企画展「日本酒の自然誌」もそうですが、博物館の人々、日々、骨とか生物標本とか石とかと向き合うという商売柄、お酒が好きになるのでしょうか。




そう考えると、一昨日ご紹介したアンデス展のこの展示も、納得。





「土製のコップ」です。


展示されていた土器の多くは、一昨日に触れたトウモロコシのお酒「チチャ」を貯蔵したりそれを飲んだりというものですが、これもそのようです。


下に行くにつれ細くなって、底も尖っているという、独特な形状をしていますね。


オリンピックが盛り上がっていることもあり、聖火の「トーチ」にも似ています。



平昌の


と、思ったら、説明では「飲み干して空になるまで器を置けない形状」となっています。


これって、高知の可杯(べくはい)と同じってこと?




いやいや、考え過ぎではないでしょうか。

そもそも可杯は、お互い注ぎ合いながら一気飲み、というものです。


アンデスのコップのように大きなもので一気飲みしあったら飲みすぎちゃいますよ、っていうか、チチャ酒は神聖かつ貴重なもののはずですし。


むしろ、古代ギリシャとかの「リュトン」に似てません?
(こちらも儀式とかで使うし)


wiki



確かに当時、文化的な交流はなかったようですが、少なくとも説明にリュトンとの関連性に言及されていても良さそうなのですが。。。。


たぶん、日本酒好きの学芸員の方が、カップ酒(それも菊水ふなぐち原酒とか濃い奴)を呑みながら、ほろ酔い機嫌で解説を書いちゃったんでしょう。


でも、本当だったりして。




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